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恐るべし 牡丹胡椒の 威力とは 指に付いたら 目までヒリヒリ
2
真っ白なNIKEを履いて目指すは君 私は走る月も走る
15
降りそでも 降らねば良しだ 休日は 高まる期待 揺れの分だけ
9
風船の空気を抜いて丁度よく
他人
(
ひと
)
の目線で漂うように
5
仏壇の祖父母に カステラを供へ 敬老の日の 家族団欒
24
敬老の日はいらんからー!と言う母に もう来週の 誕プレを盛り盛り😸🎁
16
沓脱
(
くつぬぎ
)
に伏しつ
午睡
(
ひるね
)
の初秋猫 秋津と揚羽 風の通ひ
路
(
ぢ
)
19
冷めた眼で戦後昭和の映像に
亡父
(
ちち
)
と私の姿を見つける(「バタフライエフェクト」観て)
19
この日には和菓子を選んでお茶菓子に敬老の日の今や思い出
20
あぁ
蓋
(
けだ
)
し 小さき
和泉
(
いずみ
)
が 作られて 波にすがるの せがれのみ
3
走る跳ぶ投げる汗 世界陸上 嫉妬する我の枯れた筋肉
12
夢イヅル 国にもなりて 桜咲く センボン交えて 常世の波に
4
新治
(
にいばり
)
の 筑波交えて 和歌になり 餅もつくばば 万葉となる
5
既読スルー される側よりする側の こころを想い 哲学する夜
15
指輪ゴム椅子の背に付く蠅を撃つ残骸は無い飛んでも来ない
15
月光に影を喰われてしまわないようにしっかり縫い付けておく
12
今日もまた頭隠してちびすけは
透明
(
みえぬ
)
迷彩ごっこにハマる/レジ袋+猫
15
洗濯まち またひと踊りする間
郵便配達
(
ピンポン
)
が鳴る 母の誕プレ
15
なってみりゃかつて見ていた爺さんの威厳や品は探せぬジジイ
17
未来
(
ミ・ラ・イ
)
って見えてもランダムいい加減いい汗かけばいいことあるよね
14
父ちゃんが開けられなかった佃煮の缶を開けられた僕は切ない
17
女房の
義歯
(
いれば
)
を入れた空き瓶が 視界に入らぬ角度を探し
21
本人にその気なくとも年齢は老人だから敬っとくれ
18
いなくなる まえにひとこと ほしかった フードコートの 喧騒にひとり
4
両親の身長越した成長期 だけれど年はいつまで経っても越せない 敬老の日
9
藍染めの浴衣についたシミひとつシボに隠して夏に別れを
12
腹のなか共棲中の菌たちに 億個でいくらの値段を付ける
11
僕はまた往復切符を隠してた 君は独りで帰らない旅
13
飲み会の
夫
(
つま
)
を迎えに 車駆る 友蔵ばかり 三人 四人
/
敬老の日
35
芋掘りの 息子の写真 見てる俺 早く食べなと 芋食う息子
8
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