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いつの間にどこかで祭りの音がする我は今年も置いてけぼりに
11
アレルギー持ちたる友は月の
女性
(
ひと
)
日差しを避けて夜のみ動く
20
羽化をすませた子たちから順番に背中の羽をむしり取られる
8
動かないスマホを三日やすませて読書決め込むアナログ日和
33
仕事でも息抜きでもない鉛筆を握って短歌を書くということ
9
久々に開いたインスタ楽しげに笑う人々真顔で眺める
6
空気より隣にあれと願うのは君よ寄り添って息苦しくても
8
昼の熱 冷ます夜風に揺るる
杜
(
もり
)
朱
(
あか
)
き半月 帰路導けり
22
点滴の針が刺さった腕を撫で優しくなれた四季の無い部屋
15
夏の雨アスファルトの上叩きつけにぶい油の匂いただよう
10
カッコいい ご批難覚悟で言うけれど ヒデキにショーヘイ重ねてしまう
14
やってもた罪悪感や半端なし
家
(
いえ
)
系ラーメン汁まで完食
20
うそぶいたしるべは四方嘘だけはつかず手を引く君だから追う
6
まつげ伏せ幾度も撫でるやはらかな愛犬の眉間思ひ出す夜
23
音を聴き 姿を見ては跳ねていく 鼓動ひとつもままならぬ日々
8
誘蛾灯場末のハコで手招いている半年前の季節限定
4
頭頂にペットボトルを載せた爺
変
(
ヘン
)
を突き抜け 笑顔はじける
15
一身にその執着を浴びたくて ささみにちょっと嫉妬している
6
もしかしてもしかしなくて夕暮れの電車はきみの駅を通過する
14
ジュンク堂3時間居て本買わず避暑長居してごめんなさいね
10
雨催
(
あまも
)
いや 泣く子も黙る如 はたと止む蝉時雨 灰色の空
22
お守りに買ったエメラルドのピアス
神
(
きみ
)
だけがいない
信仰
(
あい
)
しているのに
6
お母さんここにいますよ黄昏る国の涯の愚蒙の端に
11
虚しさを悟れることも相違なし大悟たらしむ歓喜も共に
12
「何食べ」で見てから 一度はやってみたい レタスのしゃぶしゃぶ 夏でもいいかな
14
本棚の裏から出るなと言ったのに出てきた蜘蛛を叩いた今朝
8
紫陽花が隣同士で違っていてテンポみたいだテンポみたいだね
6
栞を挟んで開かれるのを待つ それは他の誰かでもいいしあなたでもいい
7
ホームから街行く人を見下ろせば私もいつも見られてる人
11
野花なら摘めば枯れるか
夏薊
(
なつあざみ
)
花あるうちに君の指先
6
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