山のに沈む日 秋の夕暮れは 僕と君とを 影にしてゆく
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ドタバタと ファーストデート舞台裏 試着コーデの間違い探し 
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あさがおの つたの残りが ある庭は らいねんさく種 散っているはず
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甲子園 熱闘終えたグランドに そよぐ晩秋の香り立つ風 
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心臓の 辺りが じんわり 暖まる ありがとうって 癒しの処方箋
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大阪の赤い観覧車の下でやっと会えたぼくら、早口になる
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小さき手に マメを沢山 こしらえて 逆上がり目指し 夕焼けを蹴る
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このぬくさサツキが二輪帰り花 お帰りなさいと独りで眺める
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頭髮はどんどん抜けて 足の爪伸びるに速し摩訶まか不思議なり
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湖北にて鮒のなれ鮨 試食せば観音の道仁王さめやらず(匂う)
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馴れ鮨は熊野の鮎と京の鯖 逃してならない近江の鮒を
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一時間早く起きると決意しも三日坊主で枕抱きしめ
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手紙には嘘を書いたのウィンドウに映る自分の顔が怖くて
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流行語 アレでもなんでもいいからさ 明るい言葉が大賞がいい
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ミニジョウロ見よう見まねで水をやる自分の芝はいつも透明
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そうしきや しゅじゅつのように ひとのいきしに てれびでみてる
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好きな色をつけたいから私はフルカラーベース春夏秋冬
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アウシュビッツ とめられなかった じんるいは にどくりかえすと 後世につたえ /目の前の大量殺人
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ねむれない花がどこかで咲いていて夜の風が波のようにさらう
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いつも聞く 芝居がかった 口癖に 飽きがきたので 夏はおしまい
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おろしたて ひらひらフリル 身に纏い 私の心に おめかしをする
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軒端のきばにて一本ひともとへる芒穂すすきほの綿毛眩しき霜月の空
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文末をすぐ過去形にしてしまうこんなところもネガティブなんて
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隙間から 冷たい光 さす朝に あと五分だけ 温いまどろみ
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この世には神も仏も居ないけど拾う神ってどこに居ますか?
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人生に後悔ばかりしています。誰か記憶を消して下さい。
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百均のラブラブハートに茎が出た。そんなあなたは運の持ち主
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分蘖を示すウスネオイデスはお湯のシャワーで出逢えた初見
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一段と老いを進めて講習なるを受く自動車学校
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攻め団扇「あんなのどう?」と聞く貴方 今日も踊るよ手ノヒラの上
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