火照る頬 君に「おはよう」って言う声が 今日は少しだけ速い気がする
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身痩せせば 言い続けて 幾星霜 じっと腹見る
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働いてだからそこにはいねぇんだ 暇じゃないんだ返せよ席を
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凍らせたゼリーに負けるマンゴーと桃をザクザクザクと切り分け
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見覚えのない並木道 遠い空 肩に触れるは 春風だった
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かぶらとは何のことかと迷ひたり 姫路へ越せし十歳の夏(姫路を詠む)
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青色に光り子トカゲ駆け抜ける 小さな庭も命を紡ぐ
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二度寝より醒むる朝 愛猫(きみ)に触(ふ)らるば メンタルチャージ 満タンなりぬ
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mados
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逝く近く 戻れぬこの世 あらためて 振りかえりつも 先へとながる
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そこいらに 吐き気もよおす 死の匂い 怯える先に 誰かいないか
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蓮咲くも盛りは一寸(ちょっと)早けれど 威風堂々(いふうどうどう)と不忍池(しのばずのいけ)
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我が衣 紫煙燻(くゆ)らすその目線 カメムシ張り付き 罪を数える/俺なんか悪いことしたっけ
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アスファルト混ざった硝子のきらきらは 日陰から見るプールの煌めき
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だいじょうぶ、きみを苦しめるせかいなら わたしがこの手で終わらしたげる
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フイルムを巻き上げるたび増えてゆく吾子のひと日とカメラ店ゆく
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浮かんでも3歩あるけば忘れてる にわとりかよと誰だあたしは
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風が立ち黒雲と子と風鈴がさざなみゆれる社の祭り
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人参と茄子を誤り冷凍しああどうしよう解かしゃぶよぶよ/煮物へ
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問わずとも 夏は直ぐそこ 小バエ舞い ニイニイゼミの 初歌を聞き
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まほろばの 縦糸繋ぐ 千代のくに 横糸織るや 梅雨明けの空/皇室典範改正に寄せて
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久々の洗濯フル稼働 大空に風と陽を浴び シーツがおどる
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チビ猫は ぴんくのおべっど すきなのよ なつでもふかふか じょし(女子)だからね
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横文字を 嫌ひし我も いつしかは エビデンスなど 口にして滅
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老人の舟に刻みて剣求む笑ふ若人同じ流れに
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物干しの 撓(しな)れるさまに 心さえ  灑(あら)われてゆく 梅雨晴れの朝
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朝方のタオルケットは涼しかろ取り越し苦労に梅雨明け近し
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心臓も肺も貴方を凝視する 命ぜんぶを捧ぐ覚悟で
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徒然に さりとて時間は 知らぬ間に わたしを置いて 星がまたたく
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散居村 屋敷林に護られて 瑞穂の湖(うみ)に島々のごと
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