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嘘じゃなく 盛ってもいない いつからか オハオーオハオーと 鳴くカラスがいる
8
賀状仕舞い いつを節目と 惑いつつ 今年もプリント
P
C
だより(頼り・便り)
13
冬至だと 理由ができて 嬉しくて カボチャ料理を せっせと作り
14
今晩の玉子のおかずは何とでも店で迷うはやはり
明日
(
あす
)
のイブ
17
マイケルのママがサンタに子供声流れてるだろ
退職
(
やめ
)
た職場は/BGM
18
ゆらゆらと レースカーテン 煌めいて 木漏れ日眺む イブイブの朝
21
達郎と まりや流れて クリスマス ケンタッキーが 脳裏に浮かび
18
皺ひとつ もうふたつみつ 重ねきし 君へのおもひ 日ごと愛しく
17
雀の子 枝に連なり 列を成す キバナコスモス 枯れて残念
23
風冷えて 畑の空に
細雪
(
ささめゆき
)
蕪
(
かぶら
)
も
埋
(
うず
)
み やがて雪野原
12
命とは喜びである絶対に子を抱きしめるたびに理解す
11
反省し スマホのアイコン 削除した チックトックも ようつべも
5
くり返しミセス聴く子の傍らで小さく歌う「母の家計簿」/井上あずみさん
21
録音の駅構内のアナウンス1/2で左右違える
7
おびょいん
(
お病院
)
の あさはあおぞら よくはれて ちま猫ちゃんや まふらー巻こう
17
夜明け前 いっとう明るく輝くは あれがきっと ベツレヘムの星
15
カリカリと 静寂に食む
療法食
(
ねこゴハン
)
生命なるかな 生命なるかな
23
暗いけど 分かるもんだね 君の顔 そんな顔 しないでいてよ
7
夏の瀬に 線香花火 握りしめ なかなかつかない マッチを擦る
7
夕間暮れ 公園の時計台の上
童
(
わらべ
)
を見守る如く
寒鴉
(
かんあ
)
23
さよならと声にする朝 傘を投げ抵抗できず雨に打たれて
7
「噛み跡で予約させてよ薬指」「爪を尖らせお待ちしてます」
6
かぼちゃ煮の焦げる間際の妻の技 湯気の向こうに冬至は更けぬ
38
この家の一番目立たぬ場所で温かな愛燃やしてたとは/給湯器
13
会ふたびにズンと伸びたる孫背丈 爺と背比べ年の瀬待ちて
37
冬至来て 熱き柚子湯に身を委ね 肩まで浸かりて
一年
(
ひととせ
)
思ふ
28
親戚のおじさん達に 金もらう金があっても何も買えない
3
夏休み親父の実家 バカデカい周りに何も何もないけど
5
捨てられた残飯(つまるところの夕焼けではないか)
小さき文字
(
夕焼け。
)
になる テスト~テスト~test
5
物価高もう何年も見ていないワンパック卵百円の札
25
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