嘘じゃなく 盛ってもいない いつからか オハオーオハオーと 鳴くカラスがいる
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賀状仕舞い いつを節目と 惑いつつ 今年もプリント PCだより(頼り・便り)
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冬至だと 理由ができて 嬉しくて カボチャ料理を せっせと作り
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今晩の玉子のおかずは何とでも店で迷うはやはり明日あすのイブ
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マイケルのママがサンタに子供声流れてるだろ退職やめた職場は/BGM
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ゆらゆらと レースカーテン 煌めいて 木漏れ日眺む イブイブの朝
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達郎と まりや流れて クリスマス ケンタッキーが 脳裏に浮かび
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皺ひとつ もうふたつみつ 重ねきし 君へのおもひ 日ごと愛しく
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雀の子 枝に連なり 列を成す キバナコスモス 枯れて残念
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風冷えて 畑の空に 細雪ささめゆき  かぶらうずみ やがて雪野原
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命とは喜びである絶対に子を抱きしめるたびに理解す
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反省し スマホのアイコン 削除した チックトックも ようつべも
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くり返しミセス聴く子の傍らで小さく歌う「母の家計簿」/井上あずみさん
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録音の駅構内のアナウンス1/2で左右違える
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おびょいんお病院の あさはあおぞら よくはれて ちま猫ちゃんや まふらー巻こう
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夜明け前 いっとう明るく輝くは あれがきっと ベツレヘムの星
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カリカリと 静寂に食む 療法食ねこゴハン 生命なるかな 生命なるかな
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暗いけど 分かるもんだね 君の顔 そんな顔 しないでいてよ
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夏の瀬に 線香花火 握りしめ なかなかつかない マッチを擦る 
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夕間暮れ 公園の時計台の上 わらべを見守る如く 寒鴉かんあ
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さよならと声にする朝 傘を投げ抵抗できず雨に打たれて 
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「噛み跡で予約させてよ薬指」「爪を尖らせお待ちしてます」
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かぼちゃ煮の焦げる間際の妻の技 湯気の向こうに冬至は更けぬ
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この家の一番目立たぬ場所で温かな愛燃やしてたとは/給湯器
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会ふたびにズンと伸びたる孫背丈 爺と背比べ年の瀬待ちて
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冬至来て 熱き柚子湯に身を委ね 肩まで浸かりて一年ひととせ思ふ 
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親戚のおじさん達に 金もらう金があっても何も買えない
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夏休み親父の実家 バカデカい周りに何も何もないけど
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捨てられた残飯(つまるところの夕焼けではないか) 小さき文字夕焼け。になる テスト~テスト~test
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物価高もう何年も見ていないワンパック卵百円の札
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