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十二月五日が母の命日で明け方四時に家路についた
7
伝えたい言葉が頭でクシャクシャに 紙屑広げても解読できない
8
「自分らしく」信じて綺麗に生きてきた 行き着く先は孤島と知らずに
15
疲れたら休むだけだと臨済の一喝やたら胸に優しく
12
打ち放し廃墟のような空間で音無く彼女に髪切られ
5
難しい こと考えて 一日が 終わっちゃう日は 君に逢いたい
9
愕然す 初冬の訃報 ミポリンの 遠き街への 何処旅立ち
15
最近の 朝の気温は 寒すぎて 白い溜息 手が震える
4
額縁に閉じ込められたパノラマが見られるたびにまた息をする
6
絶対と 誓ったことも 忘れ去り 今となっては 記憶の端に
7
黄昏に 燃える街並み 溶ける紅 北風吹き込み 一層強く
8
血が止まる寸前の手を動かした時に節足動物となる
7
この国は君らの庭ではないのだぞ決して我らの庭でもないが
9
君と春話した記憶は制服の 虫食いと共に消えるのですか
5
忘れ去る子ども時代を呼び戻す固有名詞の威力凄まじ
8
最期逝く シーンは誰も 分からねど どうか安らかに 願ってやまぬ
11
ホットワインふうのハーブのお茶を飲む も少し冷えたら
本物
(
ホットワイン
)
を飲む
8
ヒーターのほこりの焦げてゆくときに燃えてしまえよこぞの悲しみ
8
散る葉あり黄いろも
紅
(
あか
)
も
緑
(
あお
)
もあり だからきらいさ、同窓会は
17
懸命に職場のために身と心砕いて稼ぎ息子は伏せり
19
分かったような 口聞かないでと 言うきみの 心の柵の 最前で待つ
9
出おくれた秋とりもどそうとしたけどいきばのないモクセイの香水
7
公園をキャッキャと走る幼な子よ ゼンマイ仕掛けの人形かキミ(可愛い)
20
慎重さ過ぎると好機逃しがち冬には過ぎるくらいで無怪我
4
くるくるとダンスのように落ち葉舞う 次はわたくしと踊りましょうよ
11
一本の背筋正しき落葉松が ころも黄に替え威儀を正して(戸山キャンパス)
10
朱
(
あけ
)
と
翠
(
すい
)
こもごも囲む陽だまりに 寒さ知らずの学生寝そべり(大隈庭園)
11
話しかけにくそうにする同級生 そんなに私の顔は怖いか
6
歳末の雑踏の風受けながらひとりひとりの生活想う
11
タイムライン
♡
(
ハート
)
を押してパン頬張る 冬季限定購買菓子パン
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