打ち損じファールになった言葉たち かろうじて捕球した言葉たち
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下らない 現実なんて おさらばし 夢見ていたが 現実回帰
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夢よりも 現実世界 生きてみろ そういう風に 招いてくれる
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自分より 優れた能力 信ずれば 自分を超える 道に通ずる
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ありんこの 脳みそ超える 存在が 新たな世界 開いてくれる
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己が道 捨てると何か 想像を 超える奇跡が 得られる仕組み
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駅前で弾き語りしていたあの子 君じゃなかった 明日も真夏日
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窓叩く土砂降りの雨が去った後 雲の狭間に青の道でき
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ため息ははあ、と響く一方で不安はふ、からやってくること
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足袋履いて 機械担いで 急斜面 今年は手を突く…老いの始まり😓
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住み慣れた 家の階段 踏み外す 初めて落ちた…老いの始まり😒
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ごめんねもありがとうもまだ言いきれず かすり傷以外負いたくないの
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生きる日はフラッシュバックの重なりて 窓打つ雨の メトロノームよ
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空梅雨でほてる大地に降り注ぐ 優しく冷やしてくれる雨よ
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ノックする音がひびいてきましたがそこにいるのは誰だかこわい
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爆ぜる火の粉にあこがれて生きたらば、迷子のいのちは劫火となりぬ/国宝 喜久雄
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茹で上げのうどんをしめる要領で 冷水シャワーを湯上がりに浴び(そういう季節に)
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軒先の ツバメ一家が 巣立ってた 一言くらい かけてきゃいいのに
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カタツムリ その眼差しに何を見る 夏へと続く放念の雨
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梅霖ばいりんはまた消えるらし空高く 遣らずの雨よ今こそ降らん
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プラレール 街を組み上げ都市開発 5歳が発す「たこ焼き食べる」
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暇あれど嫌なレポート読み返す気持ちになれず今日も積ん読
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台風の間歇的な大雨の 隙を狙って濡れずに帰る
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チビ猫や 扇風機の風 来ないのよー 横切るのはいい 立ち止まらんでくれ(笑)
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元気かと問いかける人もうなくて六月の雨降り続く
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午後三時ゆっくり淹れる珈琲の香りが今日も部屋に満ちゆく
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帰るためだけに日焼け止めスプレーひと吹きかけてお茶を濁す
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昨晩の大雨はどこ?良い天気 やっぱり私の心と同じね
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都市の雨コンクリ伝う雨水が溜まる水面に僕の顔
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風邪ひきて親子休んでみたものの部屋はトーマスプラレール街
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