紅葉雨もみじあめ  風情も何も 巷では 値上げ値上げの ワード飛び交う 
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うなだれることさえ疲れた僧帽筋 秋の夕日がホットマッサージ
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ちやうどよい漬かり加減のこの胡瓜 息子の許に宅急便で
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雲ふたつ 龍とチビ龍 キスしてる 撮り鉄なかなか むつかしきかな
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押してみりゃ響いた前の内閣と違うと思い聞いてるラジオ
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見返りを求めるつもりはありません。すでにたくさんもらってるから。
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いくらでも想いはつのるばかりだが、君には怖くうつるだけなの?
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困ったら、私のことを頼ってよ。だから、いつでもひましておくの。
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彼女カノと送るスタンプ同じ女性ひとかれた理由わけがわかる気がした。
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秋空の 雲の切れ間に 差す夕陽 レンブラントが 大地を照らす
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一面いちめんで言われる好きは軽いよね。全ては知らない。それでも好きだよ。
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好きだった。でももう私いらない子。貴女あなたにとって私は邪魔ね。
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抱きしめてきた腕の強さ 手の上で豆腐そっと切る
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返信を待つ 氷河のようなプラスチックの壁
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外出ればさほど寒くもなき夕べ 薔薇一輪の咲き残りをり
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呑み過ぎが因果と承知したるけど 酒なき余命なんぞ愉しや
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金木犀モクセイの 香に釣られたる 散歩道 ヤマモモソウと ハイビスカス咲く
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痛風の発作が出でてしょげかへり けふ一日は閉ぢ籠もりをり
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意にそまぬ別れ選びし晩秋や 罪なき罪を共に背負いて
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道行けば宝石の輝き放つ野花 ススキの穂波シラサギの舞い
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一人でも楽しいことはできるけど、やっぱり君の笑顔が一番。
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君のこと大切に思う。それだけはわかってほしい。でも欲が出る。
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水族館まで行ったけどわからない。あなたの気持ち、あのときの恋。
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後輩よ。幸せに生きているのかと、風の噂で、どうか教えて。
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会員はわたしひとりのファンクラブきみの幸せ願い続けて
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冬の影 僕は固まり部屋の中 そぞろな気分でカレーを作り
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好きな人を推しという君が僕にペンライトを振ってくれるまで いつか
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事情あり理由秘密もまたあって裏のそのまだ奥もある
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遠い日の少年たちの一人また没したと聞き面影よぎる
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サックスが夜更けのバーに切なく響き煙るネオンが 孤独を優しく包む
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