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むざんやなご飯の上のちりめんじゃこ 嬰児あつめて茹で干しにして
13
今朝の雲進行方向西向きで多分台風押している風
15
通勤の道端に咲く梔子を 帰りに子にも嗅がせなくては
8
電車待つ行き先ちがう僕たちの視線重なるぴょんぴょん雀
9
だいきらい 自転車のベル、クラクション、私の足を引っ張るすべて
7
ピストルの音で目覚める朝もあり
任侠
(
おとこ
)
の
証
(
あかし
)
防弾チョッキ(lightshopさん、ゴメンナサイ)
9
奇策1%速度優先に形骸化する暇なんてない
28
2人目は「夢のまた夢」ちゅうちょするのは誰のせい偉い人らか
27
考えをひっくり返すビール飲みまだ絶望は希望にまだだ
27
台風が
避
(
よ
)
けて通ってよかったと
S
N
S
じゃ言えないんだね
8
ぶんぶうん 小節をつけて唸る羽根 『うちゅうじん』した 夏の入り口
14
衣替
(
ころもがゑ
)
せし
前腕
(
ぜんわん
)
で感づ 前足の肉球 毛の心地
好
(
よ
)
さ
21
僕を見て鍛えてるんだ僕を見て 肌寒いのにTシャツ男
14
テレビ見て 親父がポツリと 呟いた 懐かしいけど 田植えが嫌でな
6
デイケアの 迎えを待てる 老人が 見つめる先の 制服の群れ
15
直撃を 免れた朝 遊歩道 どこまで行こか まだまだイケる
7
アスファルト 下から持ち上ぐ 街路樹の 生命力に けつまずく我
25
ターミナル いるはずのない ひとさがす 旅のポッケに きみのぶんしん
19
一夜明け野分のまたの日花残り 普段の朝の
定型
(
ルーティン
)
戻りぬ
14
エレベーター 相乗りになり 震え出す少女の母は 我にあやまる
9
荒れ狂ふ嵐去りなば爪痕の残る大空鳶の舞ふ見ゆ
4
種蒔きて芽吹きしばかり秋桜の細き身揺るる
大風
(
おおかぜ
)
のなか
35
雨上がり 紫陽花の葉は 艶めきて 待っているかな 花開く日を
18
夏風邪を 拗らせ独り床に就く 枕元には妻の水枕
19
たんたんと しかいをこなす あなたみて わすれちゃったの? わすれちゃったの?
3
何もかも 引き受けるのも 覚悟なら 潔く身を 引くのも覚悟
4
カモミールお茶の香りに眠る君思えば距離も近き夜かな
21
深夜、だれもが孤独な時間。眠れないわたしだけが孤独な時間。
5
紫陽花の花見る酒に君の抱く憂いも晴れて温き夜かな
17
最後なる 人形劇の 祭りの日 長ぐつはいた 猫と待つらむ
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