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得体
(
えたい
)
なき 怖さはどこから
湧
(
わ
)
くのかと 終戦記念日 孫に平和を
18
西方(さいほう)へ 夕には帰る 父母の 養生なさい 声のやさしさ
12
送り火に 乗せきれぬ程 『ありがとう』 先祖の思い 亡児への愛
30
永遠の闇ではないと息をして今ここからの我を繕う
13
幸せを 二人で貯める 貯金のように 通帳があれば 何度も見返す
6
人混みと諏訪湖を見下ろし四万回のため息を打ち続ける花火
9
みちの駅 盆のひまわり賑わいて野分あとにも光輝く
3
最終回とかいうなよシーズン2、3作る もちろんあなた主演で
4
風の奥 微かに聞こゆ法師蝉 秋焦がれ待つ身をくすぐれり
24
世の中の 火薬を全て花火にし打ち上げたいな終戦の夜
12
韻を踏む 素晴らしきお歌 感嘆し ただただ言葉を 失くし感謝す(由ニ様へ、有難うございました)
17
祖父母宅 最後の一泊の寂しげな宵 昔日の夏休み
24
身じろぎもせずにひねもすひそみたり 夏の終わりの遠雷聞ゆ/青き山の田に捧ぐ
25
保護されて居らぬサイトより来し君をもろ手を挙げてわれは迎へむ /k(きほんのキ)氏に
9
夕空は はや月影に 消え失せて 線香花火の 玉
弾
(
はじ
)
け飛ぶ
26
冷房が効いた部屋の中で聴く 季節外れのマライアキャリー
5
鉄の鳥 羽を休めに 集う地に 生ける人もまた 精霊馬のごとし
4
空襲を『紙の砦』は耐えぬいて手塚治虫の不戦の誓い
9
それぞれの悩みは多く我が日々を矮小化して笑いて去りぬ
6
食前の 薬を飲むの 忘れたわ 食後に飲めば 次の食前
6
熊谷に二人の友が住んでおり県の境を越えゆくランチ
9
防人と 呼ばるるも事も 今は昔 盆を迎えて 明日願うのみ
7
ホルモンを焼きつつたわいない話し 飾り気のないあなたが好きだ
3
親戚はもう来なくなり華やかな盆提灯昔を名残る
10
日々を追い
変わりうつろう
街景色
手元の煙は夜天に昇る
3
momin
7
幸福で小気味悪い雑音は消え 六畳半、零落のメモリア
2
断層は 戻ることなき 摂理なり 人においては その限りなし
10
ひとりでは買うに躊躇う桃などを食わしてもらう実家の幸せ/帰省四日目
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英霊と 変わらぬ命 戦死者に 御魂捧げる 政治家ありや
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