いいことも 時にはあるさ 悪いこと ばかりじゃほんま 気が滅入るから
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野分去り吾には月の暴風雨合羽かっぱの代わりはピンクのイブA
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現状を ひどいものだと 思ったら 気が滅入るから まあまあとしよ
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部屋の闇照らす横線ブラインド梅雨も間近な静けさの昼
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相手には 期待しすぎず 自分には 過信しすぎず 肩肘張らず
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強風に折られし九輪の芍薬しゃくやくの薄紅と白と大壺にあり
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先生と 先生と呼ぶ 声がする 父母に次ぐ 尊い呼び名
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ガーベラを4本束ね会いにゆく 薄き匂ひに 気づくといいな
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めねども香ぞ残りける恋の花わずらはしくも美しきかな
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水無月という和菓子食べ古の京都に行った気になった夜
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泣いているあなたをみると辛くなる 笑っていても辛くなるけど
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少しずつ色をうしなう少しずつ月から遠ざかる報いです
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曖昧な空と24 ℃の風 不思議と心地良い梅雨の入り
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五十歩を百歩へと胸滾らせば 彼岸の朋の盃笑う
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我一人 慌てふためく 深夜二時 英語の資料 解釈迷う
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あいことば 受け取りあっているうちに くしゃみの音が あなたに似たから
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山道に 鶯の声 響く朝 眠気と戦う 現地調査
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気が付けば 業務の予定 満載で 事務所で一人 深夜残業
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千年の 祈り刻みし 観音の 指に溢るる 国宝の慈悲 ・ お題「国宝」
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肩に乗る 蛍の光 道しるべ 其方は何処に 辛き道かな
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緊急に 入院手術 する父を 心配す日も うぐいすは鳴き
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ぬうちに 車道を左見右見とみこうみ 飛ばずに歩き渡りぬからす
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眺め見る ワシントンD.C. 墨色で どこにあるのか ホワイトハウス
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年齢も立場も上とか下じゃなく 並んでみてよ いろはにほへと 色は匂えど
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じりじりと 惜しき暑さと つめたさや くづるる氷菓 夕まぐれ
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あの娘が無意識に放った言葉は 吾の胃の中でクロールしてます
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「この人は何でも知ってるんだよ」と ゆっくり魔理沙を褒めるお袋
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喧騒の中にて自我を漂白す 光景、音、脚色せぬよう
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年ごとに減りゆく乘合バスやこの國は姥捨山となりにけるかも
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夕立に 攫われてゆけ 胸の澱 明日の空には 残さぬように
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