上下する気分体調天候も目まぐるしくも参っちゃうよな
9
さゑづりと交互に聞こゆ 窓外の ジューサーの音 掃除機の音
25
自転車ペダルをこげばくつろいだ人でにぎわう不忍池見え
11
裏道のそのまた影の裏道を歩み続けたとても疲れた
8
空からは 失踪熊の 捜索も 命をかけて 街中歩く
14
背後からマスク着けずに咳くしゃみ カンベンしてよ(駅のホームで
27
園の池浮かぶ枝葉の熊手かきただ眺め居る野分けの始末
20
憧れを語るあなたに暮らせまい虫と不便の満ちる山国
9
ヤマザキのお皿3枚ゲットして うちは旦那と2ニャンだ どうしよ
19
かぎられたせい見つめゆく剣の道『六三四の剣』のオワリはじまり
9
わん!としか吠えぬ獣であるくせに そのひと声の音色とりどり
28
目に青葉迷い込みたる田舎道 対向車が来たら死ぬ対向車が来たら死ぬ
7
毎朝がイヤイヤ期から始まって 夜にはデレる愛犬いぬにメロメロ
13
「解れ!」とか無理です。自分鈍いので、 ちゃんと言葉にして貰えます? /「業務連絡、愛しています」
11
閑散と漂う夢の輪郭を 刹那に触れる 恐れをおぼゆ
6
〈トクリュウ〉に『暴力団』 の名前つき何か変だがホッとする我
15
吾子の目に ピンクや青は いちご味 サイダー味 咲いた紫陽花
8
野分去り空見上げれば曇り空なんだか損をしているようで
8
君のこと思い出したらつっつくよ気ままな情に泣く恋心
7
葛の蔓が おいでと手招きしてるよう そちら断崖絶壁ですよね?
10
ラーメンは相性が悪いらし永遠とかニンニクましまし天体の動きとか
4
目の見えぬ 少女はひなた ぼっこして お日様色が わかると言った
13
次に会う約束できぬよはひなり 名残りの酒の酌めども尽きず
27
火の花が 夏の夜空に 咲き誇る 触れれば消ゆる 夢と知りつつ
10
初見する ハンドルネームに 目が留まり 詠をなぞれば 心掴まれ 
14
妻ならばやらないだらう接着剤で折れた傘の柄つけたりなむか
8
マンションも修繕積立引き上げる 将来見据え皆も納得
13
消費税1%は下の愚策 「強い弱者」に阿るばかり
14
トンネルを過ぎればそこは海の国 清流落つるヒスイの浜辺(糸魚川通過)
17
むざんやなご飯の上のちりめんじゃこ 嬰児あつめて茹で干しにして
13