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歌謡祭 テレビが映し始めたら 今年も終盤 気を引き締めよう
8
半世紀前のことですボックスの受話器を上げた初恋記念日
10
色づいて 気づいた柚子の 実はたわわ この手さえぎる 棘は鋭く
9
静かなる さざ波の音 砂の音 地球の声が 聴こゆる島よ
13
再会は 思いもよらぬ 時にある 元気な姿 見れて安堵
8
冬はいいね 泣いて沢山鼻をかんでも寒さのせいにできる
4
「おはようございます」ディナーバイトのホールには 不自然なあいさつ
3
魂をフォトショに売って人生で初めて笑う私の遺影
7
ウォーキング 友と出くわし歩を緩め おしゃべり散歩となるも楽し
11
帰りつき 駆け寄るわが猫
(
こ
)
にオヤツやり 母は はちみつゆず飲みホッコリ
7
母耄碌しをさなごを呼ぶ黄昏に死をつれきたるその長じし青年
4
岩窟の母うらわかくふたり仔の遊びに微笑まふ偽家族
4
あには羊の頭ををとうとはあにのかうべを擁きぬ 聖母子画
5
ロッテリア クーポンのホットチョコレート 毎年憧れ 憧れでおわる>近所に無い
4
まちかどの ピアノの曲は今日は知らぬ 我のクラシック知識に偏り
5
元気だせ
!
ムーンウォークでカレ登場 意外とうまくアンコールする
8
放課後にあなたの音があの子のもとへ廊下のあたしは喉がかわいて
3
日記書く 事実と心を俯瞰する あんなに作文嫌いだったのに
4
東京の 逢瀬に現る デカチワワ
3
水面に浮かぶ氷痛み知らずに消えてゆく私の愛もそうなれたのなら
3
夕暮れに転生したらブランコに 泣いている女の子をのせた
8
そんなこと知らないのかと言われそう そう前置きし「教えて」だとさ
6
ガス管に つづき壁 屋根 こわれてて 今月ものいり ふところもさむい
7
プライドの日はないのかと読み漁る 雨に掠れたごみ出し看板
4
一泊だけ 慌ただしいけどまた来るね 写真の長女猫
(
あのこ
)
にキッスを投げて
4
有名な 風邪の引き始めに葛根湯 けれども実は初めて飲んだ
8
「ファビュラスや」おじいちゃんそれどこで覚えた
5
雪国から嫁ぎ驚く冬の花 今年も
山茶花
(
さざんか
)
蕾を
生
(
な
)
せり
13
園児等の「いってらっしゃい」声掛けに会釈で返しつつ照れくさい
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究極の悪あがきとは健診の一日前だけお菓子抜くこと
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