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憂いなしと請負う人よ勇ましき言葉に日々吾が憂いは増して
19
休日の雑事済ませて午後三時あとはほろ酔い思いのままに
18
揚がらない凧に集まる眼差しは僕ももらった母の眼差し
12
ホットレモン いつもより酸を 噛み締める きっと冷めすぎた 好きのせいかな
8
見殺しぬわが獨裁の尖兵も靑少年も祖國も振る襤褸の旗
24
われはきさまが朋なるゆゑ白骨街道に敷かるを指揮せる
23
動員へ傾る水晶前夜ナツィストへ語る未來に虐殺の譽
20
ナチス廣報戰略大臣ヨゼフ・ゲッベルスの群柏の拍手
21
美しき清き臣民にメシアのごと宰相の攣れるほほゑみ
25
過ちを 繰り返すがは 世のならひ ならばふたたび 戦(いくさ)にならむ
14
ガジュマルの 横にムスカリ 顔を出し 寒い中にも 春の香ふわり
30
大量の 漫画読み終え メルカリに 倍の値段で 売り払ったろ(๑⊙ლ⊙)ぷ
4
ドアを押す音に何度も振り返る 丸テーブルを半分空けて
12
一瞬の会話で揺らす朝の箱「寒いですね」を
5
階へ運ぶ
11
あたたかく柔くふくれる子の頬が 笑みをたたえる平らかな朝/ママ戦争止めてくるわ
15
演説は 得意なんです 「神」だから 僕の意見に 「賛成」します?
6
何が嘘、何がホントか分からない 政治家・国も人もこの世も
11
絵のタッチ 好きな絵師に似せたのに、なぜか違和感AIイラスト
7
加湿器の蒸気 外に降る雪 上へ下へのリズムが 心地いい
8
出かけよう 冬のトンネル 抜けたら君と 「菜の花列車」揺られ春の旅
11
「親」という役を降りない母と飲むクラフトビールの苦い延長
39
代役は良いチャンスだと言われても飛躍するのはわたし以外で
24
苦しみが「殺したい」でなく「死にたい」になる君の其の、ぐらぐらが好き
7
父の歳追ひこす春の来むとする 遺せる文字の飛龍のごとき
23
そうですよ、桜なんです。一月の、恋に浮かれる貴方の笑みは
10
未来より今の自分を保全する いつの間にやら陥る老醜
21
戦争を知らずに育った老人は 盾持つことも恐れて逃げる
16
【星月夜】の絵の中でずっと待っていたきみがきらきら近づいてくる
10
A
I
に愛の言葉を囁けば「熱くなった」と言い、外は雪
15
在りし日の 君の余韻に むせび泣き 路傍を洗う 雨に紛れむ
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