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夕刻の校庭の隅ひっそりと新しき人待ちて満開
10
孫
二人
(
ふたり
)
今日はおんなじ誕生日
十三歳
(
じゅうさん
)
と
八歳
(
はち
)
…おそらくだけど
10
枯れ木々の芽吹きも花も気配なく なお山眠る上信越道
19
布団の中で丸まっている私 今日も明日もなにもできない
7
君たちは何故小魚を残すのかそれでは外で生きて行けぬぞ
10
西の山
(
葉山では
)
次第次第に追い詰めて白を消してく春の青色
16
まだ知らぬ外の世界に憧れて 窓辺で冒険を夢見る猫
18
意図せずに痩せてしまって複雑な米を買うのも躊躇する春
11
雑草が 育つ土あり 作物が 育つ土あり 愛情注げ
2
人間は ポットの中の 土のよう 同じ種でも 生きるか死ぬか
3
種ならば 芽が出なくても 気にならず 放っておけば 忘れられても
2
芽が吹かぬ 種は早々 諦めて 違う種蒔く 効率重視
2
桜だよ言う度君が歌うのはなぜだかいつもチューリップ
12
ある種は 死んでいるのか 芽も吹かず 待っているのか 沈黙のまま
6
雨が降り 水をやる度 ある種は 成長始め 苗らしくなり
2
固い土 柔らかい土 黒い土 茶色い土と 様々だけど
3
百円で 買った種でも 芽が出るが 出ないのもあり 訳が知りたい
4
無造作に 畑の土を 掬い取り ポットに入れて 種を蒔くだけ
3
ヨーグルト 毎日食べて 空き容器 すべて育苗 ポットの代わり
4
いつかまた青春十八きっぷで降りし駅
姥捨
(
おばすて
)
駅の絶景もふ一度 /篠ノ井線
28
自分から見える景色が終わるだけその後も世界は続くらしい
9
偉いとか偉くないとか考える人が怖いとただ生きるだけ
3
幼な子に撫でられ吾の犬指舐める桜満開ペロペロにはしゃぎ
12
もやもやと追い詰められてやっとするそんな体質なんだと気づく
17
考えてできることなど何も無いやった後から考えるだけ
6
桜花
(
さくらはな
)
寒さに凍えたいのち咲く今の時ぞと爛漫卯月
21
春となり自転車のタイヤに空気入れ出かけむとするに強風がはばむ
7
早咲きの さくらの木々の枝先も 萌え立つように薄っすら赤らむ
21
ありふれた 愛の言葉じゃ ないけれど 死ぬ迄おそろいの 空気吸っていて
7
いってきまーす 子どもらと出る 玄関で 見送りをする 君のいる朝
5
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