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練習日 うざ絡みした AIに 遅れますよと 会話閉ざされ
20
街なかで 声かけてくる 人の目を しっかりと見る 真っ直ぐな目で
4
お向かひのベランダ 喫煙す
翁
(
おきな
)
の傍ら 赤き
鶏頭
(
ケイトウ
)
の鉢
22
野分明け川の流れは濁りしも今日の流れはいつもの如く
8
得意げにヤモリ
咥
(
くわ
)
えて「褒めて」と君 家守るヤモリ 生きてた!よかった!
19
他人
(
ひと
)
のやるクレーンゲームの動画にはやめるキッカケあたえてくれる
25
今日はまた 穂村弘になる気分 気分だけでは なれない気分
12
おしゃべりに居眠り、読書、音楽と それぞれの梅雨土曜午後カフェ
19
逢えぬ期も 果てぬ気持ちを塗りたくり あなたに届かぬ 空の手紙を
9
今はもう無い商店の広告が錆びてかたむく路地裏の塀
25
なりきりて世を渡り来し半生の疼きや今に目を覚ましたる
12
奇跡なら生まれたときに起きてるし神は案外そこいらにいる
16
「東京は味噌汁に砂糖入れている」母の記憶は都市伝説か
12
「あなたなら最後の晩餐何食べる?」「食事要らないセックスしたい」
8
テスラ車の怖い噂を耳にして 我がポンコツを撫でてやりたし
13
運転は自分でするから面白い 自動化なんて何が楽しい?
14
月拓くリスクとコスト考えりゃ 海無し県に移住が易し
8
弱風にあたっただけで痛くなる 肘よお前は年老いたのか
16
里川の鳶映したる水鏡見惚れて落ちぬ波の立ちける
4
たのしみはイイネ貰ひてしばし後エロい短歌に改むるとき
6
直帰するぼくと違ってきみたちは明日のパンに向かって走れる
5
まるで思案してるみたいねワイファイの調子があなたをヒトらしくする
7
新しいことにチャレンジしてみたい 世界にとっては兆番目でも
4
お気に入り 十時開店の パン屋さん 土曜のランチの 定番になる
11
「あれくさ」と声かけ古き歌謡曲流れはじめる Spotifyらし
12
水溜り 覗けば広がる 青い空 黄色いカッパと 赤い長ぐつ
5
ねこの背を なでて手触り たしかめる 白っぽくなり 夏毛さらりと
24
サイコロのどの面も六分の一ずつ出ると信じていた頃だ
6
朱に交わり 駅周辺の 建物も レンガ色へと なりゆく深谷
13
修理した網戸が戻ってきてしまい冷房つける言い訳が消え
10
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