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もう一度春琴抄を読み返す眼科手術の十日目の夜
16
原曲が 映画になると 聞きつけて 名曲楓 歌詞を噛みしめ
27
ベランダで「どこから来たん?」ひとり
言
(
ご
)
つ 日なたの
丸
(
まろ
)
き てんとう虫に /九階
40
午後一時小春日和がぽかぽかとセーターなんか着るんじゃなかった
9
大好きな声もいつしか忘れゆく 貴女にずっとそばにいてほしい
10
X
(
エックス
)
におやすみと呟いたのは 君だけと話していたいから
8
裏切りを経たと言うのに好きなのよ脳はあなたに溶かされたのよ
8
黙々と 夢中になって することは 二時間だって あっという間で
13
裸木
(
はだかぎ
)
になりぬ 初冬の
百日紅
(
サルスベリ
)
牡鹿の角の如
美麗
(
びれい
)
なり
34
ひとりの世界がいいのに 他人より優れていると思いたい矛盾
17
蜜柑なら小粒が甘くて僕は好き小粒な未完も鈴なり目指し
17
光線もたまには暗くなりたくて自分より明るい場所探す
7
8
月の平坦な道が劇的に! 今年はイチョウが散りすぎている
5
もし君に出会わなければ 会いたいと願うことすらなかったのに
13
底に少し テイスティングすれば 想いが回る 銘柄はなに?
17
できるかな 自分に問うても 答えは出ない とにかく踏み出せ 歩みとめるな
12
丁寧に 珈琲淹れて ひと息す 冬の陽だまり スピッツを聴く
30
追いつけず別れも言えず この道を逆に行けばいつか会えるかな
13
友だちに かこまれてから のひとりって ハナからひとり よりさみしい
9
こわごわと投げた短歌にいいね付き
1
が
2
になり
2
が
3
になり
20
暗闇に椿の紅が投げかける なにやら不埒な誘ひの笑みを
18
人類が 初めて入る 洞窟を 中から撮ってる TVの不思議
9
ミームネタの発祥をよく知らぬまま使う俺らのネットリテラシー
6
いつしらに施設の暮らし一年に
義姉
(
あね
)
の肌着の名前薄らぐ
37
どうしても 青い鳥を 見たくって メガネも買って 色眼鏡で見る
5
あの夕焼け 明日も一緒に見ようねと ささやかなるも 切なる願い
27
西口は装飾なくてクリスマス 何がこの街を分けるのだろうか
12
このカニが タラバガニなら 良かったね カニカマだから だからタラレバ
4
傷ついたときは助けてあげようと挫折するのを待ってる私
8
うつくしく目を伏せたいと思うけど 私を見てる貴方を見たい
8
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