暑き夏いと苦手なる我なれば僅かな秋の兆しや嬉し /ユニシロ様ありがとうございます
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八月は六日九日十五日 言葉は祈りで風に溶けてく /上の句はこの時期によく詠まれる俳句
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灼熱を回避し部屋に閉じこもりオータニを見る八月六日
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飯食えば微動だにせず一時間 エアコンなき日の 『夏』を忘るる
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水澄みて 透明な空 息ひそめ 音もない世界 これが平和か
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忘れたい 忘れたくない 忘れたい そうや塩まこ ドバッと三袋
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思いだす 平和勝次の 宗右衛門町 きっと来てね〜と くるくる平和が
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厄年か 毎年きてる 俺だから 心配いらん これ以上落ちん
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学生の 頃がとても 懐かしく なんとめでたい 報告受ける
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1時帰宅 机にピーマンの肉詰め 今さっきも食べたなと思う
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鰻屋で ランチしつつの 打ち合わせ 部下はまさかの カレーを食べる
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広島は慰霊式典ラジオから今年も届く蝉時雨 /手直し再
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雨上がり 鳥のさえずり 涼しさと 安らぎ覚え しばし聴き入る
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約束よ 悲しいときは 抱きしめて 泣いてるときは ずっとキスをして
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熱風の 中のわずかな 涼風に この身澄ませて 佇むホーム
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酷暑日のゴスロリ さぞかし暑かろう オシャレは根性 着てみたいけど
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いざ行かん アスファル砂漠 突っ切って 日々の金塊 トレジャーハント
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照りつける 陽射しのなかを ふらふらと 蝉の声さえ 暑さにとける
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鎮魂の思いは 森山良子さん「さとうきび畑のうた」で ひととき祈る>みんなのうた
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遠い日の記憶を手繰り寄せながら挨拶をするふるさとの夏
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おとうちゃん きょーはたまたま てれわーく チビ猫しあわせ あそびつかれて
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言ったってわからないよね別々の銀河生まれのぼくらだ 触れてよ
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静寂しじまなる夏の星座に重なりて 賑やかな花咲く 祭りの夜
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神聖視されているらしB-29 今年も暑い八月六日
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「軍事的重要拠点を破壊した」アメリカの言八十年前
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易きかな令和仮面の世洗いはガンコ汚れをよそに放らば
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夜明け前 薄暗闇に手を伸ばし 変わらぬ君の心音を抱く
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朝の一杯 甘露の水が染み渡る 乾いたカラダを潤してゆく
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夕刻の炎暑残りし公園にサッカー少年 光る汗飛ぶ
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夜明け前 淡い光は 音もなく 変わらぬ日々に 影を沈める
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