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しらないよ 君や誰かの 心など 都合よくしか 見ないんだから
6
めんどくさ この五文字ありゃ 事足りる 布団の中で ぼやく言い訳
6
挑戦の過程に出会う友人の 顔知らずとも心寄り添う
11
寝不足は親の勲章 吾子のため哺乳瓶煮る夜中の三時
11
いつの間に身に染みたるや受け身癖致命を外すただそれだけの
10
星屑に紛れ飛んでく飛行機の君に手を振る 明日は快晴
13
シマケンと分かれたリンは両手みて 看護の道を究めんとする
5
強すぎる主張を香りに乗せてきて他者の体を蝕む加害者
5
誰のかもわからぬ香水ただよいて頭痛吐き気をもよおす残夏
7
朝食にサラダを食べて健康と言い張りながらおにぎり2つ
6
新聞紙逆さになっても新聞紙?「いいや違うよ 読みにくいだけ」
7
最近の食べてるものは不健康 恋しくなったよトマトとレタス
6
世の中は顔か金かの回文の ために神様は言葉をつくった
8
murei
6
西陽避け風と歌へる竹林に雀一羽のつぶらな瞳
27
現実から目を背けたくても、醒めないような夢なら、救いは要らない。
7
ゆく夏の浜辺に寄せる
磯音
(
いそおね
)
に 重なる遠き日 子らの笑声
20
夕涼み 鏡の如く映す窓 反転す上弦の月笑む
24
健康だ 朝のサラダにミニトマト六つ食して もったいないと
5
おはようと 言えばおはよーと 返る声 今日のパワーと なりて笑む朝
15
握り寿司 指で握ったものだから 指でつまんで食べるが旨し
14
昨年と一昨年の夏で知る 無慈悲な残暑に覚悟をせねば
15
起き抜けの乾いた喉にありがたや 冷えた
梨
(
ありの実
)
晩夏の馳走
20
夕立に 向けるはビニール傘がいい くすむ街影 君の白い歯
5
田の群に 包囲されたる 東屋の 耳をすませば 四面虫の音
13
嗚呼無情 洗顔剤は 梨礫 巻きて絞りて ワンチャンあるか
6
まっすぐに線を引きつつ飛ぶ
飛行機雲
(
くも
)
も 高みの風に流れ消えるか
16
山の縁 浮き雲寄せて
浅緋
(
あさあけ
)
の 雲の冠 戴く社木
8
ババん家と 呼んだあの家 ジジだけに 線香の匂い まだ慣れぬ
10
ガスバーナー持つ祖父 庭の毛虫焼く それ見て弟が呼ぶケムじい
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