『悩みごと解決せぬはあきらめる』それが出来たら悩みはしない
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防波堤 一人たたずみ 波しぶき 迷える心 打ち砕きゆく
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今更に息するように嘘をつくそれはいったい誰かと思う
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『息コール 娘メール』詐欺被害から守る 注意喚起のポスター/通勤バスで見掛けました
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酷熱でたとえ選手が倒れても 責任とらぬ客ぞ浅まし
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伸びすぎた 前髪揺らす 扇風機 今日も外出 見合わせる昼
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ひとの名の靄もやうごと 四時間後 みそひとひねる ぽつりと落ちる
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本人がやりたがってるスマホとめ 野球はとめぬ二枚舌かな
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ブチブチとティッシュの中で潰れゆく 私の巣穴にお邪魔しないで
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一日に初めて声をかけたひと されど語れば人違いらし
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感動をつくる製造ラインにて 高校生がタダで働く
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「球児らが求めている」を言い訳に 誰も止めない残酷(酷)なショー(暑)
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後悔を 後悔と知る 今更に 知らない父を 今は知りたい
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幾年も愚痴の弾丸雨あられ声に惚れたるわれの無傷よ
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人生で 幽霊だった 父親よ 今こそほんとに化けて出てよ
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褒めてくれ 今日を一日 生きたこと 鏡の向こう 笑顔見せてよ
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朝を待つ 成さないままの 自分ごと 世界よ滅べと願いながら
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生きている 呼吸だけでは 何一つ 満足できぬと喚きながら
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赤とんぼ翅の震えで風をよみ ひと時止まる人差し指に
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風鈴はひかりの粒子風に変へ 部屋の障子にゆらぐ夏影
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珈琲の香る置屋の夕化粧 うなじの白き闇に浮きたつ
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「被災車両」呼び名変えたかなど思う自治体メールで「今」を知りつつ
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ちっちっちっ シッポが3かい ゆれるとき ちっちのしるし inねこトイレ
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絡まったときもあるのにすんなりとほどける母の朱のネックレス
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曖昧に微笑んでいる少女いてゆっくり指を地面に向ける
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かちこまれぶん殴られて蹴り飛ばし床に倒れて青空がある
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甘酒の炭酸割りにレモン汁少し垂らして残暑のりきる
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めくれゆく記憶のなかで少年になった父へとバニラを運ぶ
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甲子園「みんな勝たしてやりたいよ」母の口癖 我云う齢(よわい)
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しらないよ 君や誰かの 心など 都合よくしか 見ないんだから
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