その手すり まだ要らぬと 言いし夫 いまや一番の サポーターとなり
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五年間歩いた道だ 笑ってる記憶の方が多い 良かった
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早春の 寒気なお残る 榛名路を 身を引き締めて 杉間ゆくなり
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春淡し 伊香保石段 のぼりつつ 湯けむり越しに 思い出埋まる
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「ママはどこ?ねえパパ!」「百合が綺麗だろ今年は肥料が良かったんだよ」
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吸わないで買っては欲しいたばこかな防衛費まで虫が良すぎる/増税計5回で
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根を張った大樹ばかりじゃ森できぬ あたしみたいの割と大事よ
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地植えして声をかけてはいるけれど 曇る天から桜あめ
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愛用のぬいぐるみくわえ我探し 見つけてほっぽり 我へと一直線 /愛すべき我が猫
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くもり空 ねこたち今朝も おべっどさん ふたりなかよく きゅっとひっつき
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楽しげな嘘が溢れてそのなかで各自が愛を削がれていくよ
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古寺の門をくぐれば背伸びすと四方よもを眺めるみつまたの花
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妻はなぜ今年も飾る首がもげた雛人形を微笑みながら
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雨冷うれいては籠って癒す欠く薬どんより縛られ行けぬ病院
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ひとつない何かを消したアイコンを僕のうとうとスマホをいじり
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娘っ子 貼り替えていた 春障子  あれから数年 二人ばかり
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グラスの中でずっと眠っていた星をいともたやすくきみが光らす
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ため池の堤防で詠む春の歌「鳥はさえずりたんぽぽ笑う」
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もうすでに心の中はお上手に顕れてますくれないのきみ
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二人して久しぶりだね カラオケのマイク握れば 隅っこに春
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花時雨はなしぐれ 桜花爛漫 手を貸しつ 我のこころも潤していく
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会見後「また嘘言っちゃったよ…」と頭抱えてるのか?トランプ!
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夜に閉じ ひとり迎えし 同じ朝寡黙に拡がる 薄青の空
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名前より長いあだ名をつけられて馴染めないまま忘れさられた
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一歩ずつ踏み出す足にいのち載せ幼な子笑むや 春のきざはし
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誰も皆殺意を秘して街を行くだからこそこの澄んだ青空
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桜木にそぼ降る雨の染み入りて薄墨さえも春のはじかみ
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菜種梅雨 散らず桜は したたかに 晴れの日と 見に来る人待ちぬ
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ジリジリと 生きづらくなる 世にあって それでも桜は 咲いてくれる
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外気冷え車窓を曇らす結露には 人の温度が可視化されをり
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