五十点。わたしの人生振り返り半分点とりゃ合格とする
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注意して『二度あることは 三度ある』 すなわち過誤は 一度じゃ済まぬ
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逝く友も生きる私もあはれなる残暑厳しいことだけ確か
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膝元で 眠る愛犬 我が伴侶 かわいいかわいいかわいいかわいい
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かわいいと言われて嬉しデイケアで 孫のお下がりキティのTシャツ
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ゆうぐれの空間はアメジスト色 魔女がささやく 「さよなら向日葵」
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読み返す 緋色の時代の日記には 「生まれ変わるなら向日葵の種」
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天気雨 (どこかの国で暴君が毒殺されて) 向日葵ゆれる
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向日葵の迷路 久遠に彷徨うは しらひげの血まみれのトルストイ
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わた雲を赤く燃やした夏風の たてる寝息が木の葉を焦がす
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向日葵を食い散らかした 銀色のヌーを 崇拝するダダイスト
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向日葵がスカイツリーのごと伸びてミサイル攻撃する自衛隊
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駅前の階段を駆け下りてくるTシャツのたくさんの向日葵
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かわたれを歩きゆくとき向日葵が聖母の静けさに立っていた
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まだ暑いドライブスルーで昼ご飯 ホットコーヒー迷いて選ぶ
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暦にて 立秋の字に一日(ひとひ)ずつ 秋に出会える喜び見つけ
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碧空に 雲霞の如く 立ち上がり  噂に聞きし 竜の巣なりや 
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鍋をふり「また来週」と友は云う青山椒の涼しきしびれ
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麻婆の「顔にあばたがある妻」の語源はどうか、と蓮華を入れる
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概念を豆腐のごとくホロホロとくずしておよぐ海老イカ浅利
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麻婆の概念かえる週替わりランチは一期一会のであい
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海鮮塩麻婆豆腐が気になって二日つづけて行く友の店
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殺すなら殺してくれと君が言う 他を愛したその口で言う
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カマキリさん 拾い上げたよ 四階で  見事な飛行で 草むら着地
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水満ちて スポンジ底に 沈むやう 我が憂心(ゆうしん)も 容易(たやす)く浮かばず
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線路沿い 渋滞ばかりの 二車線も 走る窓から 観るは涼しげ
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盆を過ぎ 涼風薫る 宵の入り 寂しさ思うは 祭り後なり
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目の前の ハエトリグモを凝視して 目覚めし君の狩猟本能
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夏季限定の冷やし«ちゅ~る» 猫は平気だらうか アイスクリーム頭痛
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至簡の美かな文字うれし落し文 指でなぞれば鼓動高鳴る
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