パソコンの自動更新する壁紙を花が来ないか待つ雪景色
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夢殿に太子の思ひ幾千歳 熟すを待たむ古都の青柿(宮内庁ウケ狙ったのに!)
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曖昧を美徳と捉えるこの土地で量子で計算するハレの日に
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アヒージョを成城石井で買ってきて明日はパスタとノーマルライフを
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焼鳥にくゆらす君と僕の恋 紙ナプキンに残る洟
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パン祭り2月が来たという私キャンプインといってたあの人
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風邪ひいた 普通に生きる事ですらできない私に苦難が過ぎる
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トランプの就任の日が零下五度そりゃ温暖化認めないだろ
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わが歌と字の数だけは等しいが別物也よ歌会始
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塗り変わるプレイリストの奥底に乱反射した傷と面影
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青空の大きく見える窓の外へと 珈琲捨てて脱走す
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おじさんも可愛いものを愛でてたい ポムポムプリン 最近の推し
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あんぱんと豆乳で栄養補給する そんな日もアリ 明日は来るさ
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多頭飼育 夢にも思はざりけりも 保護猫の母も幸せなるかな>3番目のお歌にて・ひとり歌会始の儀(笑)
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思ひでの恋人たちをつれだして三人目には君とカラオケ
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塩辛くつかれた指摘 舌を巻く 甘やかすため飲むホットチョコ
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台所 大国の今 告ぐラジオ ひび割れた皿 未来を案ず  
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変革を望み働く若人を変革拒む老兵叩く
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こまったな 予備の歌にも入ってた 歌会始ごっこができぬ(未発表のまま置いとく??)
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来年の歌会始のお題みて しばし唸れり 今年のにその文字!(いや選外だけどもさ(笑)もっかい同じ歌送っても「未発表」?w)
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すこし早い春の知らせがやってくる ヤマザキ春のパン祭りなり
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自称生き残りの枯骨がさらさらとほどけて自宅の跡地へと舞う
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見上げれば 見上げるほどに 高いまま 怖いぐらいね 冬の青空
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豚骨の白にぶち込む大根菜合わんはずないわなそりゃ知ってた
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真実は いつも一つと いふ君に 教えてあげたい おばさんの世界
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オフィス街 かつての私見る若き人 抱える課題は 不変と見ゆる
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羽ばたくは 天制する龍神ら 雷鳴とどろく 夜に見ゆる翼
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トーストが いい色に焼けて気分よし 朝のひととき 鼻歌も出て
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真夜中にクロワッサンの生地捏ねる朝の光で焼き上げたくて
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もう雪が降らぬだろうか?今年もねあっという間に夏来る予感
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