楽聖(ベートーヴェン)に ドボルザークに 気合ON 若きも老いも 体弾ける
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靑森は逢魔の岬にひとり鳴く鉦叩きゆゑたづねたまふな
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地獄絵のなかのましろき彼岸花摘みてかへらずおとうとのかげ
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盂蘭盆會のつくつくほうし施餓鬼會の佛法僧の聲も消えたり
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母の系譜につながりゐたるいつぽんの髪ほつれやまずも
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寺町の宵の旦の鳥啼かば埋めたる子守唄のきこゆ
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スーパーで日に日に下がる米の値よあと暫くで新米も来る
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砂浜に蒼く輝くシーグラス 見つけし孫(きみ)の弾ける笑顔
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良(い)い論も 口を閉ざせば 憐憫に 耽溺しては 自慰の如くに
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老いる母 帰還願うも 繋がらず 十に一つの 言葉届ける
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穏やかな豊前の青き海と空帰って来たとしみじみ思う
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ふるさとへ新幹線でひとっ飛びとはいかなくてローカル乗り継ぐ
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年齢が吾五十三妻拗ねるそんなに若く出すなよ秤
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夕暮れにジョギング出かけふと気づく 風が涼やか秋はもうすぐ
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「カレーだよ」と息子がストンストン切る玉ねぎの下、それ、お盆だよ
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「朝起きたら カーテン開けて陽を浴びて」声にしないけど「死なないでね。」と
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気に入りの夏ワンピまだ着られるやん 残暑の辛さと折り合いつける /38℃
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悩ましい 綺麗がゆえに 月並みと 侘び寂び選び 借りもの残る
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何を慌てていたか 水飲み場にて 異音を放ち 噎(むせ)ぶ我が猫
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鹿に金 どうしてこれで「鏖(みなごろし)」 得体の知れぬ禍々しさよ
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二時起きのツケを払いつ酒飲めば 覚束なきのほどこそあはれ
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被災者に 賠償おりて 愚痴もあり 受け容れた側 市民町民
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帰るたび酒を飲むたび眠るたび隣にきみがいればと思う
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街で聞く カッコウの声 見渡せど 時計もなけりゃ 信号もない
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翔平を 召し捕るロボが 出来たとて 関係ないぜ 視点違えり
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緊急音 背中(せな)で大地の揺れ測り ついに来たかと諦めていた
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iyauk
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「僕ばかり」そうかな別に楽しいよ俺を気にせず笑顔を見せて
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「非国民」レッテル貼って背を向ける あなたの日本 四畳半なり
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ほろ酔いの舗道の目地に猫じゃらし ちひさな秋は ちひさく揺れて
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