めらめらとナショナリズムの可燃性 西洋蹴鞠の大会ほどの
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盲目の綺羅な顔の少年とホームの中に閉じ込め込められし
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思うまま生きてゆくぜよ 小説の竜馬と過ごした幸せな初夏
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この年も入道雲を見つけたり 夏至も間近な東の空に
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真っ直ぐに伸びて二枚の芽を広げ平泳ぎする如き朝顔
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さよならの つもりで送った ありがとう ミュートで届いた 同じスタンプ
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そのかみの「いとし いとし というこころ」変わりて亦のふた心とて/屁の河童氏へ「戀→恋」
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迷ひ来し六キロ先の山羊なれど我が手すり寄りなつく愛しさ
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背伸びしてハンズで買ったウォーターマン胸ポケットの少し重たし
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家猫は 下僕の身より 出世して 城主となりて 栄華極めぬ 
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自堕落に 齢(よわい)重ねて 頑迷と 温和の道の 追分に立つ
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若き日の おぼこの顔を 思い出で 逝きし玉緒を そっと悲しむ /中村玉緒死去2026/6/9 86歳
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川辺りに 気高くスッと花菖蒲 思わず吾も姿勢を正す
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頃合ころあいの少しにおえる犬の背を嗅ぐ香ばしさ 切ない程の/ 舞崎様犬追悼
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アメリカとチリの農地で笑む人をジニアの種に浮かべる日本
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真っ黒に 焦げてしまった ハンバーグ ポン酢をかけて ふたりで食べた
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鏡台に凛と佇む香水を 贈る約束した日は来ない /2025.10.05
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負わされた荷物が幾つか同じだけ その道程みちのりの果てなきを知る /もはや友ですらない他人へ
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通ひ道 先まはりして 身を隠す 君が通らば 愛告ぐるとき
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マカロンとクロワッサンに迎えられ 浴衣の力士パリジャンになる
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餌ねだる時と子猫を慰める時の声を使い分ける猫もひとつの母
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チリチリン 箱の中から 鈴の音が 姿みえずとも いるのがわかる
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MJの大画面越し煌めけど 話は薄く胸には残らず
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車窓より初夏の木立ちが流れゆく切れ間に遠く水平線見ゆ
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陽はさせど雲の広がる梅雨空に雑事のうれいなんぞ飛んで行け
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またつけて再び消してを繰り返し 急にそうめんが食べたくなった
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エアコンをつけると寒くて消したけど また暑くなって再びつけて
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木々の葉が陽射しに透けて輝けり夏は来ぬとぞホトトギス鳴く
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富士山の 聳ゆる景色 遠のくは 君に思いる 我が恋景色
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『駄目ですね』振ればかすかな音がする 右手の中で冷えゆく電球
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