風呂を汲み枝豆解凍準備よし日が暮れるまで農作業して
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陽の向きと風の向きとが逆の時 日傘はおちょこイラっとなりて
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下手なれど 好きこそ芸は 悲しけれ 断(た)ち切らむとて 諦めざれば
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盃(はい)まみれ 千葉酒(ちばざけ)だらけの品書き 酢となめろうに チーバ君霞む
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暮れ方の庭をトテトテ往き来(ゆきき)する セキレイ追いて 水遣りも途切れ
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尾で我の脛を弾きて行き過ぐる猫の斜影の笑ふがごとし
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夫(つま)帰る一日分の労働の汗染み込んだ背広の重さ
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見てなくていいのそれでも呟くの私の今を私が見たいの
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がんばれは君をしんどくさせるかも四文字消して類語調べる
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ガタ落ちの視力はスマホ漬けよりも月や星空見上げてないこと
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テレビには 見慣れた顔が 昨日今日 御用学者も また然りなり
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占いで言われた言葉外れたがあの日あのとき欲しかったんだ
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友だちを呼び捨てで呼ぶ母親に吾子は「やめてほしい」と車中
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そよ風が水面の月の影砕き きらめく波紋銀のさざ波
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星流るまた一つ消す住所録 君の残せし文字をなぞりて
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ハグ出来ぬ哀しみ抱き秋薊 夕日のなかに影のみ重ね
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溽暑とふ風死す午後の音頭瀬戸に 低き汽笛の重く響けり   
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日直は黒板消しをたたいてた チョークのにほいちょっと好きかも
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金閣寺 火焔のなかより生れ出で金の鳳凰 夜空を舞ひぬ
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二本目の煙草が苦い そういえばそろそろきみの命日ですね
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コンビニで 弁当買うと 割りばしは  死ぬまであるよ 有難うさん
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いくつもの透明な眼が水面でまばたきをしている もう秋だ
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交差した、哀れな祈りのリグレット。見え透いた嘘でひとりになる。
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希う、咲いた祈りのアミュレット。君が笑顔になれたらよかった。
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苛つくな あなたと自分に対して 愛されたいが受け取りたくない
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あなたが過去を忘れられないだけ わたしも憧れに愛を強め
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処暑なれば素麺安く売られてて去年の米もそこにならんで
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ガリレオが環状列石敷いた日にアンティキティラで見た星はどれ?
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好きの理由(わけ) 数えてみてもから回る 偶然が重なった何か
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透けてゆく君の頬には色がなく夕焼け色の涙ひと粒
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