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草花は私を裏切らない 宣う母の愛おしげな横顔 我と視線は交わらじ
6
一言の言葉にならない過剰さと非効率さがなんだと言うのさ
6
レジ待ちの並びの表示が床にしかないコンビニはちょっと嫌いだ
6
さあ飲めよ食えよ内から破壊せよ あの星までにこの身は重い
5
今日明日と妻は留守なれど珈琲は二人分淹れ二人分飲む
6
眩しさに
曝
(
さら
)
されるたび痛感す どうかあなたも黒さを秘めて
6
肥料撒き土を耕し汗をかくビニールハウスの中はもう夏
15
潜ったら綿の香りが背にまわり小春日和にぎゅっと抱かれる
6
あるはずの翼なくとも空を翔け泥に塗れて地を這い歩く
9
マンホールあけたらあとは落ちるだけあなたの襞に底なしの愛
5
布団干し冬物一気に洗い干し
陽
(
ひ
)
の恵み受く なんたる幸せ!
24
何処となく心寂しき時ありて街を彷徨い手ぶらにて帰る
10
だうしたの春なのに夏狂うつる日本の季節菲常事態だ
2
二歳半 妹とねむる母を恋い毎夜吸う薄い黄色のタオル
9
夕涼み そんな言葉が ピタリくる 真夏日の春 ラベンダー揺れ
25
勤務終え 疲れを
解
(
ほぐ
)
す 暖かな風と 花やぐ春に癒せり
18
友達の気持ちを君が思いやり 百点とるより父は嬉しき
12
公園で女子と遊ぶ約束を したと聞いて父はニヤニヤ
7
そんなにももう熱々じゃなくていい キャベツとしめじのミルクコンソメ
15
ゴムボール隣家の庭に蹴り込んで ピンポン押せず遊びが終了
7
ゴミ捨てに行って十円ねだる君 払わなくても行ってほしいな
7
朝ご飯食べずに半べそかきながら 宿題やってる月曜の朝
10
白線をはみ出たら死ぬ設定で 歩いてる君小さな背中
8
BOSS
(
社長
)
がギャンする様眺め一時間 ブレストってなんだったかなあ
5
散髪が気に入らなくて大泣きし 学校休むと荒れる月曜
8
音楽を愛した曾祖父見てるかな ガレバン楽しむ曾孫の姿
10
ひしめいたガラスの破片キレイだね人が壊れた跡地なのにね
8
一生涯毒親からは逃げられぬつくづく思う血の呪いなり
16
卆寿越え「今年も見たり山桜」とゆらぎし文字の叔母からの文
18
歳とれば似てくる母娘 足首に靴下の跡ぴっちりとかも
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