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油断すと迫る期限に足早い夏の食材無事使いきれ/足早い=傷みやすい
19
指輪を外しても指輪をしている跡が残っている私の手
11
たんすにね 「ガッ」とてをかけ あけるのよ ちま猫ちゃんの とくいわざなの(困)
22
ささくれた装丁纏う文庫本 同じ内容 変わる感想
8
糸切り歯がのびる夜には灯台を海に沈めるお仕事がある
4
q
(
クエクト
)
の出逢いの期待に胸を灼き Ventra ventra space people
3
栗の花 臭くはないと否定した 臭くても好きと言うべきだった
7
あなたの声を今も頼りにしてること秘め事のオパールとして
5
ラジオ体操 お休みしたね と声もらう その優しさに 笑顔で返す
12
まどろみに幸せ詰めて舐めてみる 少ししょっぱい 君の味付け
14
目を閉じて 夢にも見ゆる その夢を 抱きし吾の 誇らしきかな
6
賭け事は負けて笑うが男伊達小馬鹿になるな大馬鹿になれ
8
熟睡の我を起こすは夫の声大谷翔平ホームランだと!
26
花は散り雲は流れて立つ浪の巖打ち砕き遺さずはよし
8
紫陽花の 雨もそんなに 悪くない 今さえ過ぎれば また夏が来る
13
初めての釣りから帰りお魚を 意気揚々と説明する孫
22
忘れてた三十年前のブランデー梅酒にリメイクまもなくデビュー
22
来週はもう夏至なんだしみじみと 季節の早さ人生想う
23
白模様内で攻防やはり白あっ逆転の君は腹黒
21
後頭部に不毛の地あり二つ三つ 内なるものの攻撃てふ不条理
24
淀む部屋シルバー多し整体院若きスタッフの声の明るし
18
退院日あいまい遠のくこの不安暗がり舟がぶらぶら揺れる
5
南天の花に飛び交う蜂おりて もしやと見ればそばに巣のあり
27
然りながら 負けず嫌いと云ふなれば 負ける朋らの集うぞ難し
11
逝きし人の再放送見る 若き日の姿に我ら重ね、見る
11
オレンジの木綿のシャツは梅雨晴れにお日様の匂い風に
靡
(
なび
)
かせ
24
三倍のポイントデーと空模様まとめ買いの日思案している
9
姫女苑
(
ひめじょおん
)
変わらぬ姿同じ顔懐かしいとはさまで思わず
15
鼻緒切れ
屈
(
かが
)
んだ君の足先に赤いネイルの線香花火
22
初採りのトマトを輪切り香の青く二つの皿が夏のおめかし
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