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雨降りて 大なる被害 かぶりけり 我こひねがふ 素晴らしきあす - 令和八年葉月廿二日
8
掬ひても 掬ひても猶 この気持ち 止まらざるなり ぢつと手を見る
10
宅配の段ボール箱
潰
(
つぶ
)
すたび部屋の広さを取り戻してく
26
男でも 時に捨てろよ プライドを 湧き出す何か それもプライド
9
武者小路実篤の友情〜心のブスにはならねえ〜を読んでます
6
推し様が 脱ぎすぎな件 今作も 恋人よりも 見慣れた尻よ
9
よく熟れた
巨峰
(
ぶどう
)
洗えばほろほろと両手にこぼれる晩夏の雫
31
激怒した親父の前に避雷針役の兄貴がいつも立ってた
8
はちみつを紅茶に垂らすひと手間は陶器のポットよりもあたたか
12
お互ひを褒め合ふ会話 続ひたら 照れもせず「ありがとう」を言へる
26
交差点 行き交う人の 流れには ふんわり優し 風も
纏
(
まと
)
ひぬ
28
玄関に蝉が転がり落ちている
(
嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は
)
いかに久しき ものとかは知る 053/100 右大将道綱母
12
夏空の 下ではしゃぐ 子どもたち それを見守る 入道雲かな
8
夏の宵
濡羽
(
ぬれば
)
のドレス
﨟
(
ろう
)
たけて我を見つめる黒猫ひとり
16
てっぺんで 夕陽に染まる 街並みと 明日の平和を 静かに祈る ・今日のお題「観覧車」
5
羊から 鶏になる 午前三時 枕投げ出し 天井仰ぐ
5
明け暮れをいつものことにしたい僕 特別な日にしたい君いて
10
立ちくらみ 座り込む程の 酷暑なり 焼けつく暑さ しか知らぬ夏
23
今がただ楽しくてでもいいのかな。君もどんどん変わっていくし。
8
こんなにも進んでいたとは炊飯器 あなたのおかげでご飯おいしい
15
夏休み 時を忘れて 遊ぶ日々 アイスと共に 溶けてゆく時間
6
例年はお盆過ぎれば秋の風何時まで続く猛暑の夏は
7
隔月に郵便局に開業を待つ
老人
(
おいびと
)
並ぶ年金の支給日
9
去りし人 せめてこの場に歌だけは のこして欲しいと 願うは吾のみか /由ニ様退会
21
時短でも 帰りはなぜか 遅いのだ 育休なんて ただの幻
12
壁に咲く青いダリアに似た花よ ああ永遠(とわ)に露草にも勝てぬ
15
手でバチン 巧みにかわす 小蝿には 無茶腹が立つ 次は捕らえる
13
簡単に包丁入る南瓜だと美味く感じぬこの世の不思議
9
夕暮れて 雲間広がる 夕焼けは 誰か待つらむ 紅色染めて
6
炎昼
(
えんちゅう
)
の熱気をまるごと飲み込んで 地冷える間も無し 晩夏の熱帯夜
18
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