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緑葉の丘へ五つの花萌えて大樹に見ゆるマリーゴールド
17
水無月の寒い夜中に明日朝の陽を抱き開く赤いサフィニア
15
寒き夜に蒼く健気なスミレ草ラッパの花へ朝の灯思う
14
仇名なら愛の戦士と言われたりボンと呼ばれし学才時代
7
曇天を気にせず凛と五つ花朝へ萌えたつマリーゴールド
10
もう一人文を交わせし人のいて己のずるさ蛾の如く舞う
9
就労に君の写真を撮りし時どさくさまぐれの愛を語りし
5
目覚めても昨夜の怒り僅かあり今日は診察初めてのデイ
8
指先に 残る煙の ぬくもりが 遠き誰かを 呼び覚ます夜
12
紫煙ゆく 行方を目で追う その刹那 忘れしものの 名を呼ぶように
10
芳醇なベリーを一吸い 貴女になれる 危険な香り
6
はっきりと言われたとしても傷つくが、やっぱり言えや諦めろって💢💢
5
明日から仕事が一つ増えました梅シロップの瓶の振動
10
ボール飛び出し子ども飛び出し恐竜飛び出すドライビングシュミレーター
7
別れ際 忘れないでと言うもんだから いつまで経っても嫌いな
4
月
8
地続きのあの日の自分 携えて 僕は行く行く真っ直ぐ横へ
4
地獄なら君に会えるか 一目でも 最低な自分をどうか落として
4
するはずの足音がないこの部屋で 残ったお菓子抜け殻の俺
7
赤ちゃんのしゃっくり響く待合室 混み合う月曜唯一の癒し /職場にて
21
忘れようとしたはずのひと それなのに 風の噂に心が軋む
8
西の空 潜水艦に似た雲が金星目指す 新月の夜
12
わたしとは三度祝った誕生日 今年は誰と祝ってますか
19
返信は いらないなんて またしても 言葉が裏抜け 逆さに読んで
16
手を焼ひた
犬
(
こ
)
とて愛ほし 召されても家族まにまに 絆は絶へぬ
24
我が家には居て自然なる故 逝きぬ愛犬 その温もり忘れじ
21
駐車場 お尻を向けて
停
(
と
)
められた 愛車見守る
癌病棟
(
がんびょうとう
)
より
27
崖っぷちで
躊躇
(
ためら
)
っていた人の背を押してあげたよ一日一善/社会派ヒューマン短歌
9
ねぇ待って!? 詳しく聞かせてその話 恥じらう耳打ち 煙の秘密
6
知らぬ地で 最後の砦 人頼り AIよりも 我を救いて
23
冷房で凍えもするし夏ってば絶交するぞどちらかにしろ
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