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起
(
あさおきて
)
承
(
まっぱでリビング
)
転
(
なぐられた
)
結
(
嫌いな俳優そっくりだもん
)
3
五マスぬき 十マスぬかれ 歩いてく 百マスすごろく 歩みはにている
5
「
達
(
だち
)
と
同士
(
どし
)
」呼び合ふ仲間と共にあり 八十路も終わる年になりたり
30
oiten
9
愛を伝えて君今前に 心は遥かただ遠く
3
胸糞が悪い敗北食らっても、懲りずに明日も
若鷹
(
ホークス
)
を追う
7
座標なるコンビニAの先の端のBの桔梗の奥が我が家
10
過去の世話セピア色混ぜオレンジのマリーゴールド猛暑日に咲く
12
夕の陽に夜が溶け込む深海の御空へ泳ぐ鱗雲かな
17
花の音に名を変え詠めぬ日が消えて長き旅路の起点となりぬ
16
下駄履いてカランコロンと甚平を羽織り瀬に座し夜風へ涼む
13
月光の仮面ライダーにもなれず君待ちて酔う十三夜かな
11
焼き鳥の赤ちょうちんが街角に灯る夏夜は心も揺れる
19
おとり屋の前で吾が撫で地に伏せて眠れる猫に釣りを忘れる
17
大時化の 言葉の海で 溺れかけ 何も言わない 君に救われ
29
高校の同期会への返信に近況そへて生存証明
7
眠られず
凝
(
こご
)
る記憶は波を打ち 寄せるに重く去るに愛しく
9
少しでも君と話していたいから プレイリストが君色に染まる
4
夜空には、軌道を描くサテライト。何をなぞるコンパスなのか。
3
古傷と思えど いまだ血は滲み 限りの日まで抱え怯える
3
赤子泣く声切なくて胸痛しねんねんころりおころりよ
7
血圧の薬が変わりよろしきはグレフルサワー避けなくてよき
5
まだ十時 まだ十時だって どうしてだ 誤字は増えるし スマホはころぶ
3
「そのへんを、走っておいで。意味なんかなくても、君は愛されてるよ。」
11
冷房で窓閉めきって暮らしてて虫の音などは聞き逃したり
15
虫の
音
(
ね
)
が いろいろ混ざる 八月の 終わり近づき 夏から秋へ
5
名刺入れ 書き入れ時か ふくらんで 名前と顔が あみだになった
4
推し様が 脱ぎすぎな件 予告なし 母の来訪 指先すべる
4
ふる里のふる里らしいとこ一つ蝉がたくさん鳴いてるところ
9
君はもう知ったのだろう この夏は嫉妬深くて寂しがり屋だ
4
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