ド貧民 からの逆転 下剋上 切り札はあぁ ダイヤのキング
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君はつい忘れてしまう無条件の愛受け取っていいそういう存在
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ほんとうに綺麗な空と思うのでリボンをかけてプレゼントしたい
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にありて かけてもかなはぬ仲なれば いかに越えなむ逢阪あふさかせき
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テスト前、百人一首大会で、「〜逢坂の関。蝉丸ハゲめ!」
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壊しても壊れても尚残るから そのままそっと置いとく記憶
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どうしたら良いの全くわからない 黙って作る肉じゃが甘し
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自分なんてと思うときには赤リンゴ 皮ごとがりり噛んで飲み込む
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「珠玉の」とふ帯にかれて求めたる文庫本の小さき文字に難儀す
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ドローンに乗って行きたい夕焼けの 夕日に近い濃い紫へ
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ストレスは毒薬ですよすぐ捨てて 「はい」と答えて仕事を辞める
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霜柱踏みしめた瞬間ときした音を また聞きに行く哀しい日には
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宴会と名の付くものにこのごろは 縁なくなりて無理もなくなる 
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傾いて頭下げてる雪だるま 同じポーズの孫に当たる陽
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鴨川のそばのジャズバー深夜二時 魔女の運んだ薄い水割り
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この命 明日終わっても一片の 悔い無いと思う 空が青くて
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一年は一日よりも短いと実感している大晦日の夜
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好きな人居なくはないがあなたとの比重と歳月飲み込めぬモツ
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此処に居ぬ 君から届く紙切れが 今まで気付かぬ 四季を教えて
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白い息冴える銀河に流れ込む君が落としたチュッパチャプス
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「あなたにも、反抗期ってあったんだ?『天職:中間管理職』なのに?」
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体積の定義されない「ひとくち」が二人の胸とお腹をみたす
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日常に溶け込むように訪れた Facebookにあなたを見つけた
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でも僕ら「愛がある」って歌っときゃ平和であった時代じゃないので(笑)
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声を掛けたいけれど掛けられぬ謎多き君は「眼鏡の男の子」
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オーロラのリボンをおひとつくださいなお代はわたしのあばらのオパール
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ねむたげに瞼もひらかずわたくしの小指をなめる猫は八歳
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おみやげのやさしいたまごの味のするプリンはすこし憂鬱気分
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なんでかなうたをよむきになれなくて心向くまま着のみきのまま
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十二匹、唯一存在しない子は、鬼か仏か知る由もなし
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