Utakata
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閉ざされた 我が
城
(
こころ
)
へと 差す光 わたしを変えた
革命の訪問者
(
うんめいのひと
)
22
水仙
(
ナルシス
)
は犬に小水かけられて むっとしてをり桜待つ春
25
皆が愛づ梅の花こそねたましや
水仙
(
ナルシス
)
はただうつむくばかり
20
道ばたの
水仙
(
ナルシス
)
は今うす汚れ 己の姿観る気も失せり
17
どこ見ても 見るに堪えない 番組に ただ忙しき リモコン操作 / 自省自戒を込めて
19
フロジンを一月分はもらえない悩み過ぎては髪また抜ける
25
スーパーの店内ソングの特集を テレ東あたりでやらないかしらん
14
ヤオコーの店内ソングの謎を解き 誰かに言いたい「中押しの市」
13
懸案の債権回収成功し やれやれやれとロング缶呑む
17
着熟(こな)して 主役は笑顔 中心で 数多のストロボ 後もよしなに / 政治とマスコミ 強者と弱者
8
始めれば素早いのだが動かない動きたくないスイッチは
何処
(
どこ
)
25
喉渇き 飢えたる川と 川魚 生活見直し天に祈る
9
Utakataの言の葉はいつも誰かに操られそっとこころに舞い降りる
12
久しぶり ひとり時間を たのしむわれ あなたといるのも 大好きだけど
15
月面のゴルフボールが見えたとて人のこころの襞は見えない
29
立ち込める暗雲もみな銀色の裏地のありて君を負かさず
7
「ボッチャ」てふ競技あること知らなくて デイケアに来て楽しめる今
33
体調がすこぶる整うデイケアに通う事こそ今の我が仕事
30
蟻さんを見つけた朝が春初日 彼らは知ってる大地の
暦
(
こよみ
)
26
鉄橋を通過していく電車音風が不穏な気圧変動
11
照れ臭いありがとうという言の葉も言いなれて娑婆は楽しかりけり
10
頻尿の人にわが告ぐ 滲むまで陰(ほと)握りしめ尿を溜めよと/我慢することと見つけたり
5
頻尿の人にわが告ぐ 偽りの尿意のままに尿(ゆま)り給いそ/我慢することと見つけたり
5
空想が音を奏でる楽器なら ドレミだけでも僕の自由に
6
コイントスしても変わらぬ気持ちなら そもそも気持ちは三つ目にある
5
日に三度何んで喰わねばならぬかとぐるぐる歩く暗き納戸を/偏執狂
5
えげつない叱責聞こゆ部長よりもっとも遠いわが机まで/パワハラ上司
8
大きなる赤子の如き友を看る 金の草鞋を穿いて得た妻/姉さん女房
9
毎日の中川記者の賞受けし写真のパンダギター弾くがに/毎日新聞社中川祐一記者「報道写真の力」受講
6
エアメールドイツの春を連れてくるコロナ禍あれど絶えることなく/2月18日エアメールの日
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