え? と聞き返す君の肌 とても透明でついつい手が伸びてしまう
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遠くない未来に 心願成就ねがいは 叶うだろう 夕焼け美し 秋は夕暮れ
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幸せになるより明日をやり過ごすビタミンAと鉄分が欲しい
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五十年経ったら自分を許せるか その時だけを楽しみに待つ
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出不精で気概がなくて乗るバスの五十円差の一区間歩く
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わたしにも期待の星と言われてた頃があったか思い出せない
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死にたいと望みながらも進んだ道 朽ち果てるまで生きると決めた
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読みにくい小さい活字文庫本ピンチしてみる詮無きまでも
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庭のすみ シュウメイギクの蕾あり 固い蕾に秋握りしめ 
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夏っぽい 感じなくなり 秋らしく とうとう麦茶 パックもわずか
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コンクリートの道の端っこ コンクリ色に染まって9月の模様
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流星が降り注いでる 父さんに跡は継げぬと伝えた夜を
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母 父 子供 友や犬 みんな全員 等しいし 等しい死
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羊雲その時同じ空見てた人をみつけて心嬉しく
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さあ今年も始まりました 雲ひとつないねゲームが! 不意打ちを狙う
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さき蝶 我の周りを ひらひらと 名前が知りたや わがが待ってる
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国籍や性別不問本の旅時にさすらうタイムトラベラー
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初秋なれど 陽は気温を夏に戻す 冷えた麦茶の 喉越しの良き
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彼岸花まだ咲かないと故郷の友のメールに同じと応え (もう咲いたかな?)
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紹介状 忘れて飛び出た ねこ母よ慌てん坊(苦笑) 診ていただけて 感謝感謝です🙏
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二年ぶり君を見てすぐ気づいたぜ鼻に打ったなヒアルロン酸
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百均で待ち合わせって決めたから前で待つ俺中にいる君
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会ってみて確信したよ君ぐらい美しいなら女優しかない
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これぐらい切っても乳首隠せると新規の客にかます美容師
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おしっこでたまにあるけど初っ端は二つに分かれ最後ひとつに
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空き箱に君と収まる夏が来る それは来世で見る夢だけど
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サビだけは作ってあるが訊かれたら全然まだと予防線張る
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あなたより私のほうが可哀想ゲリラ豪雨も全部浴びたし
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路地裏で凄く優しい俺を見て悲鳴を上げて逃げる女よ
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皆さんの凄さ十分知ったのでとりあえず今帰りたいです
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