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霧つつむ木の葉に集う一滴のしずくへ揺れし明日のこの星
24
小名浜の凪を見に行く祖母の海
(
住の江の岸に寄る波よるさえや
)
夢のかよひ路 人目よくらむ 18/100 藤原敏行朝臣
11
ふたりきり 以後共にする 告白を 月を介さず 一度のワープで
6
春が来て 日本がその名を 浪費する ぼくはもちろん 君を呼ぶため
8
親友と彼の同伴蒼白に四月の雨の冷たさの中
12
草原を駆ける馬の汗見上げると蒼天に鷹その先は宇宙
11
農園の隅の角地にむらさきの天の川みつ芝桜かな
25
春雨を吸ひて
蕾
(
つぼみ
)
の膨らみぬ隣家の藤は 初夏への準備
36
セルフレジ 行列できて 人のレジ 日祝日は それもいいかな
14
花見行く
(
8 7 3 1 9
)
帰り
銭 湯 癒され
(
1 0 1 0 1 8 3 0
)
て
焼肉 野菜 みな美味しいよ
(
8 2 9 8 3 1 3 7 0 1 4 1 4
)
※ 変なの作りました ごめんなさい
12
逢えぬ夜の微熱さやかに一つきり叶えと星へ歌う宵闇
25
逢えぬ日に抱く微熱の囁きを星ひとつ詠む夜の短さや
23
感嘆の「しおそば」飲み干す寸前に残り餅入れ味わい尽くし (ニュータッチ凄麺)
17
隣レジ スイスイ進む 会社員 ぼくはゆっくり さりとてすすむ
9
花びらの 吹き流されて ふたつみつ 氷室神社の 氷みくじに /★人去りて 氷みくじに 落花かな(俳句)
13
言うたとて 晴れる胸でも ないものを ぽろりと零れ 忸怩たる愚痴
16
観桜の ぞめきをよそに 寝つ起きつ 持て余すなり 微熱ある身を
18
造影剤 体を巡る ひとときを 待つ間に眠る 起こされるまで /PET-CT検査
15
三つだとヤなのダメなのどうしても シロツメクサ 落ちた桜と
6
兄弟がたくさんおって幸せと話す義姉の記憶は幻
30
葉桜に 新たな明日へ 導かれ 風に
攫
(
さら
)
われ 君にさよなら
16
ほんのりと淡いひかりの風に乗り花びらうすい朝日が昇る
15
麦茶でもおいしいものの日本茶のわずか葉酸とれるうれしさ/ペットボトル除く
23
報道も安いお茶パック未入荷もギリギリまでは待つ気を保つ
21
「好き」「嫌い」 好きから始まる 恋占い 幸せに向かない 4枚の葉っぱ/四つ葉のクローバー
8
吾妻山 種蒔きうさぎ 身を切りて 土を潤し 農の始まり
21
みっしょんを くりあしたのよ ちま猫ちゃん おかあちゃんを ちょい早よ起こす
23
花散るや 最後の一行「おやすみ」と柑橘の香をほのかに残し
23
宴終えて器を清め茶箪笥へ並べては抱く兄と会える日 「詠み直しました」
21
返り咲き 大統領に 懸念せる 恐れが 天下に 蔓延せり
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