庭付きも 空き家となりて 灯りなし 茂りたる樹は 二階を超えて
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粉々な 最後の方の グラノーラ ちょっとがっかり あたしににてる
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愛しさと離れがたさの糸で織る白いベールはまっすぐおりて
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それぞれに違う形の蒙古斑検診台にずらりと並ぶ
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四・五日で 十五度違う 温度差が 数度押し寄せ 言葉失う
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使わずに寝かした義歯を入れてみる当たらない歯が何故だか痛い
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いつからかほったらかしの腕時計動いちゃいるが8日前日/何ヶ月?
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愛らしき赤子の世話に日々が過ぎ月も半ばと苗見て気づく
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よくぞ君惚れてくれたね俺の歌夢のままでももう離さない
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この俺を釣り上げたんだ君の歌針も無いのにもう戻れない
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じめじめのメランコリイを脱するに食べる激辛飲むはウオツカ
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モカポット使っては淹れるモカコーヒーAIに聞くモカとモカとの/違い
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恥ずかしい そう思うことが 恥ずかしい 俺の半分 恥層できてる
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長生きをしたというより しすぎたか 駅の階段 杖によろめく
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二人目の 人にもはやう 追い越され 夾竹桃の 咲く道を行く
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人づてに 居眠りがちと 聞きしより ほどなく倒れ 篤き御病(みやまひ)
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車窓越し 遠目より 紫陽花満開 色とりどりに ドロップの如
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無理だろう 価格髙めに 札入れて まさか落札 これが入札
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気がつけばお昼だっちゅう机から何を呑気に外眺めてる
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水無月の寒きの雨に芽を開くミニ向日葵へ胸も萌ゆ朝
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地底から蘇りつつある軍手 目には入れど拾われぬまま
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朝五時に メール処理する オフィスにて ホットコーヒー 心に染みて
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がせネタは 顔を合わせず 増殖し 声を届けず 拡がっていく
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寒き朝ミニ向日葵の開く芽に微笑み一つ胸へ陽を抱く
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チャラにする社会保険料ため息の息つぎ作れば息つぎの分
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紙一枚 あればその上 のりたいの ふしぎなふしぎな ねこのしゅうせい習性
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淡々と 出来事捌く 報道に 胸のつかえも 知らぬ間に消え
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株持たぬ我ら気づけば貧し民 「自衛の隊」へと揶揄される身に
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雨やみを待ってお店で雨宿りまるで私は下人のようだ
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窓外の近江の湖の水綾のきらめき眩しひ孫訪ねて
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