被(かうむ)りし傷え忘れぬ心持ちあたなひつるは忘れてめぐる
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引っ越しをした気配なく住人が次々変わる隣人の怪
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子を捨てし親はひとりし去(い)ぬべきにおこがましくも老いて寄りもす
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ながらふるを罪とも映る今の世に死ぬるも生(い)くも地獄とぞ思ふ
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反省が後部座席に見えるから 何も言わない 雨がやんだね
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クソ暑い 短歌にすれば 夏盛り 38度は クソ暑いやろ
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故郷に残したままの古い家異常気象に耐えているやら
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スイカ割り 赤いしずくの溜まり指し 『事件現場』とはしゃぐ子たち
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疲れない? 家を出てから 1日中 見たモノすべてに ツッコんでるけど
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羽田への飛行機ゆるく弧を描き 窓開け放ち過ごせる土曜
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新聞で 「しんどい君へ」とラジオでも寄り添い始める八月終わり
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役員と 打合せ終え 雑談す 働き過ぎだぞ 気遣い感謝
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起動時にロゴが出てくるデジカメで逃すシャッターチャンス いとしい
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この地にもやっと恵が訪れる 次の心配大雨被害
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八月の 平和の語り 六月を 海の向こうを 伏せて暮れぬる
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黒猫が「のびー」しているマグネット こんなのあったか 気づかずごめん
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あなたがね 3と言ったら ウソなのよ 入籍したのも 3月3日
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褒めないで 井戸からでるなと 同じこと 飛び出したい、でも、空が見えない
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夏盛り 通り雨過ぎ 涼風の  肌にさやけく 身を透き抜ける    
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国原(くにはら)の 朝けのにほひ 夏忘る よろずのそがひ た重(え)に夢映(は)う
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雪霜の よりしも宵の 金打(かねうち)の 萼(がく)秘す花香の 月冴えすすきの
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水やりで萎え葉がシャンと張り苗は元気と言えば君も微笑む
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他歌人の恋歌「れんか」に我と似る文へ一途な声が届く小夜かな
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孫の名と 愛猫の名が 同じとは 偶然重なり 縁を感じて
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一歳の 孫が好物 ポテト持ち おすまし笑顔 周囲も笑顔
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一斉に朝陽へ向かう百鉢の花も知りたる我の微笑み
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花の種「しゅ」を合わせ生み出す美の花に照らす未知なる遺伝の操作
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伝線してる宇宙のほつれを縫いなおす それが愛なのか分からなくても
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花の名を何度も歌い世話もした開花で残る確かな記憶
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絶好の曇り空なる今日の朝 こういう時こそ屋外プール
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