本当は行きたいのかなどうだろう車椅子ごと運ばれて母/デイサービス
23
冬晴れの墓参に賑わう朝のうち 花供えれば墓石すがしく
19
たんたんと置いてくニュースの味気なさ世間が遠し九日間ここのか長し/ラジオの年越し
24
聖夜前君との漠然な温度差隣りの犬吠え床に就く
7
烏賊メンチは「いがめんち」と発音されたし 津軽名物
21
おっラッキー ひとつ空いてる セルフレジ 人混み抜けて 故障中と知る
8
目覚ましの スヌーズ機能 スムーズに 使いこなせず また鳴っている
7
二十七日クリスマス庭の雪寒さ足に残して年を越す
5
冬晴れや 曇りガラスのやさしかり あの春の日の陽だまりに似て
20
サイドミラー 朝焼と雲 感動し 年の瀬迫る 出勤の朝
28
年の瀬に 古いワイシャツ 整理する 思い出よぎる 深夜の一時ひととき
33
白梅の 蕾ほころぶ 師走かな 風はつめたく 肌を撫でてく
22
最近の家電はシュっとし過ぎてて電源入れる術が分からず
30
世が人が 猫も杓子も バタスタと  限りに挑む 年末戦線
7
キラキラと霧氷を咲かす裸木の零下20朝の静けさ
35
薄情な処分完了報道に鳥の涙は詩になってない
23
ヤマザキの薄皮つぶあんぱんを食む ホットミルクの膜がやさしい
19
ネコバッグ そういや当選してたよね メール整理で ふと思い出す
15
まいたけと ハムのスープを つくりましょ 寒い朝には ほっと一息
16
朝4時に 起きられなくなり にゃんすたは 滞ってる 情報得るだけ
14
題∶「Cafeの一時(ひととき)」 硝子越  凍てつく街を  眺めつつ  ぬくもり灯(とも)る  Cafeの一時 
18
駐車場なくて訪問介護また到着遅れから重篤化
17
長き夜を彩りぬイルミネーション かじかむ両手 カイロ握りぬ
26
「母さんがまちがってたよ、だいじょうぶ」言ってやりたい十五の君に
19
めくります古いページはもうめくる黒豆ゴマメあたりめ焼いて
10
あの窓もこっちの窓もほの明かり眠れない人この指とまれ
13
勝手口開けらば東雲色淡く かの日見たよな帯色のごと
37
歌会で 老老男女短歌うた談議 背筋がピンと齢九十二  /お元気なおばあちゃんも一緒です😊
19
年の瀬の「良いお年を」の声ひらり角を曲がればさちありそうで
33
烏賊イカメンチ?半額ならと冷めたまま・・ありゃりゃ旨いぜいいもの味っけ
15