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スパダリと言われる君の隣にもスーパーなひと、いるはずだから
4
ポケットをたたくとふえる歌を聞きいつも思ったマジそれほしい
3
宝石か星のかけらか
琥珀糖
(
こはくとう
)
つまみ食いする子は
小悪党
(
こあくとう
)
4
蟋蟀
(
コオロギ
)
の音色の夜風温かくそして涼しく真夏の終わり
5
粒あんが好きだけれどもこしあんも外せないのよどうすればいい
4
今は無きあの店をよく思い出すビルの二階のフォンデュ・オ・ショコラ
3
憧れのラデュレ初めて買った日は胸ときめいてパリ遥かなり
3
向日葵のこうべを垂れて夏送り今年はどんな景色を見たの
25
雨降りが大根の種蒔く時を決めさせぬまま数日が過ぎ
6
去り際が 滑稽だよと 蔵内氏 令和に於ける
裸の王様
(
Don. Giovanni
)
12
日が変わる。孤独の怖さに浸りつつ。冴え渡る思考、さめないように。
3
作品に命がやどり動き出す君が寝ている時を狙って
3
好きな人を夢に出して目が覚めて罪悪感で冴えゆく頭
4
陽に透かし 手元に作る 七色や
4
室外機 夏のランウェイ 演出す
3
夕なれど ぬるきままなる グラウンド
6
夏風が 揺らせぬ
荷
(
に
)
負い また一歩
4
すぐに来い呼ばれて駆け出す深夜2時 忠犬みたい愚鈍なこの恋
6
戻れないスマホ以前の感覚に アラームのように響く鈴虫
4
かまきりがつぶされ熨され死をさらす私は眠たく正しく見えない
3
二時間の通院へ妻送る駅 背中の
健気
(
けなげ
)
の紛れて消えて
14
体罰の 元を辿れば 戦だね ヒビが入れど 平和ジャパン
8
インフルが流行期入るニュース見て なぜ?しか浮かばぬ残暑のみぎり
21
Gがもし美し音色を出せたとて 逆効果でしょキモさ倍増
13
制服の行き交ふ改札 夏休みをまだ誘ふ 駅のポスターと蝉
22
あたたかい光のなかにいてほしい咄嗟に抱けるくらいの距離で
6
kotow
3
閉ざされし 窓を
開
(
あ
)
ければ
白木槿
(
しろむくげ
)
羽毛のごとく
開
(
ひら
)
きていたり
21
Gだって秋の音色が出せるなら も少し人に好かれるだろうに
17
翅こすり リリと奏でる草の虫
葎
(
むぐら
)
の奥で「来たぞ」と呼べり
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