心臓の 匂いの煙 辿ったら 終点はいつも そこしかなくて
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歌を生むプライスレスな光景は神様からのご褒美なのかな?
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夢の中 君の姿は 確実で 瞼の裏では ぼんやりとして
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ずっしりと 重い雪が つもるのに 下ではいつも 雪崩が起きる
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ヨタヨタと歩く老犬見るたびに歩みを止めぬ心を学び
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打ち水にきらめく芽なり紫陽花の挿し木を包む秋風の色
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風渡る 黄金の稲穂頭垂れ 高き空には朱鷺色の雲 
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冴える黒プチッと開けて注ぐ白 渦を眺めて目覚めの一杯
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桜までカウントダウンいつまでか秋舞う風は心散らすなど
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恥じらいとプライド VSバーサス アラサー俺 九月二十八 母の誕生日
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誠実であるべきなのは 言葉ではなくて私のほうだったのに
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夏終わり冬が近づく肌寒さ 貴方がいれば平気なのにね
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終電がなくても生きて行ける場所いっぱい知っているんだごめんね
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立ち上げて 指先滑らせ 出会う文 定期的な挨拶か
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本当はスライサーなど欲しいけど砥石で包丁研ぐのも好きだ
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ようやっと細千切りの芋けんぴ娘がパリポリ止まらず食べた
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対面す人の表情作るのは実は私だ先に笑おう
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包丁でタコが出来ても細千切りむすめ来るまで刻み続ける
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ゴミ捨て場 宇宙そらから届く処方箋 用法容量 自分のリズム
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俺が言うかおるは薫じゃなくってこえまたかおるの馨だボケ
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なんでだかお前にだけは伝えたいアイツのあだ名パンティ泥棒
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なめんなよいい意味でって付け足せば俺をいじっていいと思うな
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ひき逃げで死にかけ浮かぶ走馬灯ひとり知らない人が出てきた
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雨宿り傘持ってない俺たちにカルパスくれた気味悪い人
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夢だからダメージないし大丈夫ゾンビと俺が服被っても
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俺たちはいつも価値観が似ている死ぬんだったら雨の日がいい
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捜しても中古書店の本棚に俺が読みたい二巻だけ無い
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ステージで推しのアイドル追い込まれハートマークを作ってしのぐ
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苦しくてホントに嫌でもう生きていたくないのにめし喰うの好き
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ミルクボランティアミルボラよ 我の永遠の憧れよ 絶対に情が移りそうだが>みんなの動物園📺
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