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春雨で 落ちた種から 芽が吹いて 苗にしようと 掬うスコップ
7
ストレスで 唇の下 痙攣し これはやばいな ここまで来たか
4
かわいそう 思わず言った その言葉 否定されたら いくらか救い
6
今日もまた お天道様が 沈みゆく 西の山の端 漆黒の闇
4
満開の桜が告げる新年度 気分一新それぞれの春
21
殿様
(
トランプ大統領
)
の 舌の裏には舌があり 振り回されて それも世の中
14
雨やみて 窓に張りたる 花びらに
季
(
とき
)
儚きを 想ひ知るかな
19
足るを知り 自然に合わせ 乗り切るか 学ぶことあり 昔日の知恵
22
うしろ髪 爽やかに揺れ 日溜まりて 残り香追いし 一歩二歩と 後ろ影消え
6
日焼け止め 塗らんと外に 出てもうた 桜の花に 早く会いたくて
8
病院待合室の老夫婦夫が妻に「帰るよ」と
9
買い置きの重複を見て我が脳を疑わずにはいられぬ、不安…
29
新年の 言葉の消費期限とは 三月までと 気づいた四月
7
親ひとり 置いていくのは 忍びなく ただ鬱々と 何とか生きる
17
花の雲 さざなみ運ぶ 春風や 見とれながらに 聴く弁慶鐘
7
生きがいが 見つかるまでは さぞ険し 百年時代 どう生きていく
13
誰も見ていないとこでもあくびする時は口隠す彼女は独身。
4
春雨の しなやかに降り 霞立ち 濡れて色濃き 野辺に咲く花 春一路
9
桜色のどけき春は道なりに約束破りの季節に繋ぐ
6
雨上がり不忍池桜と観光客が埋めつくす春
9
レンギョウの黄はまぶしき光となりうつの
脳
(
こころ
)
にまっすぐ刺さりぬ
31
本当はすべて綺麗だ 狭量な僕の認めぬ歌があるだけ
14
隙を見て羽を引き抜き消ゆなれど我を見下ろす雲が貴女だ
21
困ったな肉の日過ぎても肉食べたい そこにあるのが何の肉かな?
3
鮮やかな黄色の記憶が付き纏い埋葬された人を追う指
6
ゆっくりとバイク走らせトンネルを抜けては眩む目に在りき母
24
谷風が雲海消して炎暑降る真昼夢見る池ノ谷[いけのたん]かな
16
毒吐かれ泣いてた事もあったけど笑えた事しか思い出せない
6
笑ってたかつての日々を思い出し誰かと話す君を見ている
4
満開の笑顔の君の言葉には悪の権化のトゲトゲあるね
4
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