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四月一日
(
わたぬき
)
の度 嘘を
吐
(
つ
)
き笑ひ合ふ 学友から 今は
夫
(
つま
)
と
吾
(
あ
)
と
29
人生は 夢か幻 いずれでも うつつのままに エイプリルフール
3
高級な お菓子もいずれ 胃に達し 駄菓子と同じ エイプリルフール
3
どうしてかどうしてでしょう王子様(芙) / 花の宴(えん)にもお姿のなく(虎杖麿付句)
10
お別れに お菓子を配る 習慣は 女子特有の エイプリルフール
4
半日で 終わる仕事 見つけたら 年金合わせ エイプリルフール
3
幸せを 感じています いつまでも この状態を エイプリルフール
4
久し振り この大雨に 今年こそ 温暖化やで エイプリルフール
3
嘘なのか 幻なのか 夢なのか 未来はいつも エイプリルフール
3
夢叶え 後悔残す こともなく 死んで行くよと エイプリルフール
2
新しい スタッフ揃い 雰囲気も 心機一転 エイプリルフール
4
『春爛漫』買えずに未だ忘れ得ぬ 銘の通りのこけしの笑顔/四〇年近く前の盛岡駅で
11
仕事終え雨のレーダー待つ河童どうせ降るならバチバチ駆けて
18
怨みごと言えば切りなくあるけれど幸せな今それも引っ込む
32
どうしてかどうしてでしょう王子様(下の句未定わからないので)
3
エイプリルの小さな嘘がだんだんと炎上間近どうしようかな
13
フレッシュさの欠片もないって顔をして乗り込む電車四月一日
8
過去が戻らぬならば後悔もせず足跡消さず進むしかない
7
虚無であれ 悲劇であれど 愛してる 衝動じゃなく 覚悟の一つ
6
「さよなら」の 余韻は直ぐに消え去りて 都市なるものの 本質を見る
16
白桃のワンピース きる 貴女の手 やわらかいことを僕は知ってる
3
もうちょっと考えて嘘つきなさい 通知表って無いわけないのよ
9
春分を表す言葉は春に無し 歳時記半額六百円なり
4
知らない名前が君の口端から 零れる前に 喉を締めたい
3
春の陽が君を眩しく照らす時 私は日陰で腐り始めて
3
「頑張れ」と嘘をつくたび 喉元で 行かないでよと幼子が泣く
5
声のない 夜はあまりに 無機質で ただの
箱庭
(
はこ
)
にて 膝を抱える
4
今日が四月という壮大な嘘をつくのはきみとぼく以外のすべて
6
雨音に 鳩の鳴く声 混じりける 卯月の午後に 睡魔が襲う
33
鬱もまだ 治らぬうちに復学す すべて不本意 ネタ切れの春
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