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地を這ふと 見まがふばかり 赤き弓 つくよみ引きて 西にいるかな
7
居待月
(
ゐまちづき
)
かざしにせまし 長月の 赤黒き
故
(
ゆゑ
)
知る由もなし
7
白い花咲かせて薫るバジルとは息子が初めて愛でた鉢植え
35
緑
(
あお
)
い毛が土から天に伸びている発芽を遂げたチャイブの新芽
21
弧を描く
紅
(
べに
)
が私を 狂わせる 葉月の暮れの 冷房の部屋
7
何気なく 急いでないが どのレジが 速そうかつい 選んでしまう
11
「大好き」と言っても君は変わらない これ以上もうわかんないよ
2
幸せになってほしいのは本心で でも君の日々にいたかった
4
もう一人でも淋しくない そう迎える夜はただ涙 もう君は此処にいないのに
2
君にね 出会えて増やしたツーショット 「初めて」の愛を感じてた
2
ただね ありがとね 悔しさ感謝で鎮痛す
2
忍ぶ恋 抱えて追ってみたけれど 恋早き君はもう二人 私の知らない世の人へ
2
君のあと ずっと辿ってみたのに いつからか その影ふたつに白かった
3
もうそばにはね いれないよ 君が愛する人といる 君の善意を見たくない
2
その目ひとつでわかるほど 写真の君は変わってた 私は気づかずただ笑顔
2
はみがいて はみがいて はみがいて はをみがいて にじゅっぽんはをのこしておやすみ
5
物欲で 住処失う 百年後 是非見てみたい 家居と面と
9
平行線 こんなに近く 心ふれ 離れていても 君は傍に
5
弱いから群れて正しい側であろうとするのね 可哀想にね
5
無花果
(
いちぢく
)
の内と外とをはかりかね 蜜の紅色覗かせており
6
愛見つめ哀を解いて花が咲く 積み上げて往け光る真四角
3
ブレーキが壊れているの 上らなきゃ止まれないのに転げて落ちて
3
今日もまた 明日の自分へ 託すけど 明日はアナタに 渡せるように
3
幾年も 波間漂いシーグラス 見つけし
孫
(
きみ
)
の
掌
(
てのひら
)
に輝き
16
土砂降りの 雨の中なら アナタへの 想いを口にしてもバレない
3
難しいものなのですね 早起きも自分を信じ貫くことも
5
昼日中 超ミニ歩く 駅近で 何故か夢想す 夜の戯れ
7
束の間の帰省の後のねこじゃらしママにお土産ぎゅっと握って /吾子四歳
17
辞めてなお 見送る花火
「首領・首領」
(
どん・どん
)
と 見上げる夜空 また見た夜空
7
太陽と月が交代 セミたちとコオロギたちも交代してる
4
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