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ケースの中 48色の色鉛筆 春の彩り 足りるだろうか
20
運転手乗るのはタント デカいバスごとハンドルを切る
4
萎れたるポインセチアの花殻を摘みて春光注ぐ如月
26
郷愁を振り払うためトンカツを生焼けを食うカラシで食ったる
4
福豆を年の数だけ喰む夕べ膝で微睡む猫大あくび
20
幾春
(
いくはる
)
を 越えれど 未だ芽吹かざる 蕾の秘める恋よ 何色
17
口紅も 着けない君の 佇まい どこかに忘れた 裸のココロ
19
君の言う美味しい酒を想いつつ独りで舐める米の苦水
11
ころころと笑うあなたの手料理の熱々ポトフにまろき芽キャベツ
32
振る袖を羽根とぞ広ぐ青き君 舞ひ立つ時を今と知るらむ
23
遠くへとゆくたび影は増大し、ついにまぶたにすみつく白昼
7
豆を挽く香りが鼻をくすぐって意識のネジが回り出す今
8
甘さ消え 冷めた酸味の 一言目
4
ふと母乳吸いたくなる時ありセロテープのゆるみをゆびさきでつつく
5
雪道に 残す営み 増ゆる朝
5
あの思い出は 風邪シロップのよう 苦みに甘み残す
4
媚びへつらえば 誠なく 影さえ出来ず 空に見つけた 真昼の月
9
紅葉だの月だの歌う六歌仙よく分からんが愛は感じる
7
音韻も季語も思想も無き歌を
推敲
(
すいこう
)
しつつも独り泣きする
13
北国は今日も平和に
営
(
いとな
)
まれ無事に仕事に戻るしかなく
13
袖
捲
(
まく
)
りするほど
温
(
ぬく
)
し如月の
萌
(
めぐ
)
む大地を吹き抜ける
東風
(
こち
)
/萌む=芽吹く
30
憎め今日は自転車もソビエトも泉零時も押しつぶすような 主語「空」を
5
大寝坊 突かれた時の 言い訳を あれこれ拵え 吾の浅はかさ
5
フレームにわがものとせし化石には一千万と我の
二年
(
ふたとせ
)
12
肉餃子箸で指すキミをまるで育てた責任負うが如く叱りおり
4
ひとり生えの花芽がまもなく芽吹く頃 夫草削るそれを遮る
20
久しぶり ここのサイトを開いたら 多くのハート 胸が高鳴る
6
「もう嫌い!」 投げたスマホのトークには 「好き」のアピール 相手は未読
6
メッセージ 送る割合
3
:
1
あぁもう絶対 片思いやん💢
6
アムロさん 貴方はスターなのだから外子のひとり産んでください。
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