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あなたとはもう会えないね初夏の朝 星座占い、一位だったよ
4
ホースから水の弧に虹 ニセだって生きてていいっていうグラウンド
7
ページ繰るかすかな音が本の虫たちの羽音のような図書館
8
もう少し先の駅まで歩こうよ来年のこと巧みに避けつつ
10
ぬばたまの 模試の結果も あかねさす 明日になれば 忘れられるさ
2
曇ることやめた眼鏡をかけたまま模試の結果は全て冗談
6
宵の入りに くゆらす煙と 虫の声は 眠れぬ夜の 始まりを告げる
1
「がんばれ」と 言われることは 苦しいよな みんな十分 頑張っているから
3
君はただ 走り続ける 十字路に 置き去り僕は 背中を見送る
2
「事件」でない悲惨は記録すらされない。そういうものではあるが、記念日。
2
瞬きはしない覚悟でみるがいい僕らが支払う誰かのなにか
8
君という 肉布団の 下敷になって されるがままに 昇天したい
1
ぐっすりと 眠れぬ夜を 過ごしたって 皆んなこの日を 生きているよな
1
髪切るは敗れた恋の為でなく 苦さを纏った大人になるため
1
目隠しし我が眼に針を刺したならどんな色こそぶちまけようか
1
山頂のお前に注ぐ紫外線そのまま夏に連れていかれろ
8
来世でもわかるようにと合言葉考えた今日があれば充分
3
真夜中に激しくなった雨のこと君が知ってたことが嬉しい
4
道端に 誰の手袋? 雨風に 日ごと晒され ぺちゃんこ哀れ
1
何気ない 朝の光は 冷酷にも 今日という日の 始まりを告げる
2
月面を歩くのに似た足取りで地上の雪を踏みしめている
4
愛情が 跳ね返される 現実に 逃避するよな 逃げたくなるさ
0
土を手に 触れてみる時 温もりが 感じられれば もうすぐ終わり
0
可能性 閉じるは己 己のみ 勝手知ったる 己の仕業
0
広大な 大海原を 前にして おはじき弾く 度量のなさよ
0
弱きもの 砕け散ったる お茶碗を 後生に守る 次に行くべし
0
一輪の 花をもらいて 舞い上がり 手を差し伸べて 利用されたし
0
老いぼれた 犬はとぼとぼ 歩くのみ 死に場所求め 今日も空見る
0
目に入れた 器具が浮かびて 見える時 死神笑う 人の逝く道
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また消えた 一つの泡が 弾ければ 七色の虹 溶けて過ぎ行く
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