黒い銀 緑の銅に 赤い鉄 金だけなんだ 汚れないのは
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未来をば考えぬのは動物と医者は言いけり我は動物
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かろうじて 形を保っている身体 粉塵爆発まで5秒前
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空のうえ さんさん輝く 太陽に 焦がれる気持ちは 蟻よりわかる
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死んだ後何になるのか考える 僕以外なら何でもいいや
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伸び代が あるよと言われるプレッシャー すみませんもう僕がんばれません
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たった今 君に救われるためだけに 地べたを這うように 生きてきたんだ
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夏の風に揺れる君の髪を見ていた もう二度と戻れない夜
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‪とりあえずお風呂に入るそのあとのことはそのあとまた考える‬
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夜明けだねそろそろヒトに戻ろうか 溶けてた影を集めておはよう
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歌姫はブレイクフリーと歌ってた その風穴を行くぞおまえら
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空席がひとつとばしのシアターで 手に汗にぎる客らは密す
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夕焼けを一緒に見たならそれは恋 朝焼けならばそれは愛だよ
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真夜中が静かなのはねお嬢さん 悲しみの音が聞こえるようにさ
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この身体 千回裂かれて まだ足りない だから嫌なの 恋とかいうやつ
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壊れたり 折れたりするんだ 心って 形なんかが あるばっかりに
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紙袋たくさん下げた帰り道 きみの代わりは今日もなかった
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鋼鉄のメンタルしゃべり顔も良し俺の全てと取り替えろ 手越
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歩こうよ濡れるつもりで行けば良い どんな未来もかかってこいよ
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リモコンの ボタンを押さず ふと見つめ 消えた文字見て 時間に浸かる
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甘くないケーキに刺したフォークから零れ落ちたい未来を知った
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嘘じゃない 本当じゃない ただここに無くなりそうな「好き」があるだけ
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6月が生温く頬撫でていく 冷えた小指を置き去りにして
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眠れない画面の向こう 君がまだ何か話してくれる気がした
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ブランドは はじめは無名 その心 思いが形に 共感起こす
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梅雨入りの 香港路地裏 懐かしむ 街中椰子の木 雑多な夏織
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湿度だけ 現していく 蒸し暑さ あたしの心も これくらいでいたい
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北新宿 午前一時の 線路沿い 誰かの仕事 ありがたい限り
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頑張ってる 人がいるから 頑張れる 意外とこれは 本当だったり
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一縷にも 願いを込めた 曇り空 ショートホープが 叶えてくれるよ
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