湯浮
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さようなら青色光で浮かぶ文字確かめられぬ締めくくりの夜
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鈍色の今日を過ごせば明日にはゼロに戻ると呟いてみる
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不機嫌な身体抱えて生きること夕陽に染まる手をじっと見る
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その意思が存在証明幼子のつかむ指先朱に染まりゆく
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この雨は豊かな森を育んでいつか誰かの涙にもなる
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餃子焼くフライパンからはぜる音明日はきっと今日よりは楽
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電線に切断された梅雨空に苦し紛れの嘘を吐き出す
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物理的法則なんだ恋愛も落ちてく先が世界の中心
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知りたがるくせに何にも知らないね「わたし」のいない鏡面世界
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言わなくていいこと言って傷ついて湯船で揺らぐアヒルの子ども
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「ひかり」より「のぞみ」のほうが速いなら想いよ彼に今すぐ届け
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∞みたいに繋ぐプラレール永遠の午後子らと戯る
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朝帰り気だるいからだここちよい昼間は夜の付属語でしょう
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この染みは洗濯しても取れないよ君が放った言葉のように
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光より速いものなどいらないのあなたとの距離縮まらないなら
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