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稲妻が走ること無く 音だけが響く春雷 ひとり聴き入りし
17
豪州の肉を噛みつつ和牛とはかくも遠きか年金の日々
19
ランドセルがスキップしてる、筆箱をドッちゃんガっちゃんさわがせながら
40
真新しランドセルにも花びらが 雨をお供に孫入学式へ
25
高々とメトロノームの如く手を振りつつ君は路地に消えゆく /想い出は飢餓の如くに
15
連れ立ちて 幾年春を 惜しみけむ 今年独りの 花の下道 /挽歌
19
原谷の 花見に集う ともがらに 弥生召されし 君はあらずも /挽歌
15
風生の 句のそのままに まさをなる 空よりさくら しだれつるかも /富安風生
10
ちま猫ちゃん しょっきだなにも のれるのよ 「シニア」だけども げんきげんきよ
27
近頃はラジオも流すユーチューブ人気な歌は何故か早口
23
花は散り 桜の珈琲淹れる朝 淡きにほいに 満たされていく
18
悔しいよマイクを持つと歌えない爪の先まで唄っているのに
14
自転車も 車も僕には 速すぎる 降る花びらが
如何
(
いか
)
に見えるか
7
校庭のソメイヨシノも静まれり学科授業の開始を待って
23
春山の 色は
賑
(
にぎ
)
わい 気は
躍
(
おど
)
る 消える
屈託
(
くったく
)
出
(
い
)
づ
志
(
こころざし
)
19
ゴミ箱の設置義務化で解決と誰も思わぬ渋谷のポイ捨て
8
想ひ出も春の嵐に散りゆけばコート脱ぎ捨て光纏はむ
27
夜を裂く百足起こしの春雷よ何もせぬから刺すなと告げて
28
冷蔵庫グァングアンと喘いでる そろそろだよねよく頑張った!
33
ほろ酔いの花渦まいて桜みち春の嵐に蒲公英の咲く
17
桜
(
はな
)
咲くも 風雨が散らし
形無
(
かたな
)
しに
憂世
(
うきよ
)
を写す
春嵐
(
しゅんらん
)
の候
19
今日もまた ウージンイェンとミハルコフ AI相手に話が弾む
5
雨の音 煙るにおいと甘い味 みんなわたしを気にも留めない
9
春雷が百足の季節告げてゆくびくびく眠る夜がまた来る
26
春風の二十度に耐え
雪塊
(
ゆきくれ
)
の汚れ汚れて名残りの冬の
33
性格で選ぶと言ってブスを振ったこの残酷さに自分で酔ってる
11
咲き満ちて 零れんばかりに 麗しき 風と戯れ 散りゆく清さ
11
氷の張った沈黙を今愛で溶かして ぐらつく足元抱いて支えて
8
葉桜に感謝をしよう花びらをつまむ指先おでこに触れた
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雷が家の真上で鳴り響き春が終わると宣言してる
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