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梅雨晴れに 我寿ぎて 束の間の 日差し眩しく 背伸びしてみる
10
うすみどり笑顔を中に閉じ込めて熟成の味そら豆と父
14
ねるときに そっと足元に寄り添うの ねことわたしの しあわせじかん
17
見てごらん おたまじゃくしは蛙の子 車の孫ではないね 自転車/道交法に疑問
8
この先は 医者以外見ない傷あとと もてあます熱 ひいていく潮
6
ひまわりよきょうは待つ日であす会う日早くまわってあしたになあれ
21
「迷ふ」とは「目・酔ふ」と知る朝まだき 『悲しくてやりきれない』の流る
11
麦畑と田植え間近かの水田とソーラーパネルひとつ車窓に
14
国旗ってどこまでなのか考える弁当箱に梅干し一つ
17
狂い咲く桃色の薔薇見過ごして アリスの病 患いし君
5
寄り添うと 告げたる声の 温もりも 風のごとくに 触れて過ぎゆく
6
月影の 同じ方角 見ていたと 思えば君は 別の岸なり
6
父の日と敬老の日と誕生日 「贈らぬもよし」の親心かな
9
皆のうた読みて知ること多くあり うたよむ日々はまさに脳トレ
28
熱中症そんな言葉もない昭和 夏甲子園外野で一日
19
道聞かば死んでいた筈それなのに未だ現世に未練たらたら
6
ドレミの日けふだけ魔法かかりては調べに聞こゆ雨音さへも
10
その事件俺の手口と違うだろやだなあ母さん息子を信じろ
13
木々そよぎ夏至過ぎてなほ涼しかり 夕昏れの町に工場潜む
12
あのウグイスは人間だったかもしれないね悲哀にくれてもホケキョと鳴きぬ
3
親心 子は知らずの 一方で 子の心知らぬ 世の親御さん
#
自分も含む
7
夏と見紛ひぬ 暑き梅雨に
萌
(
めぐ
)
む メヒシバ イヌムギ エノコログサ
21
どの口がそれを言うかと噴飯な 総書記君の軍拡批判
13
口笛を吹いてみたいな いい天気 孫と手つなぎ歌った『さんぽ』
20
雨音は ショパンの調べ アンニュイな インスタ映えなど 狙っていない
9
体調がとてもよろしく気持ち良い こういう日には凶事が起きる(経験則)
14
安定とおなじくらいにヒリヒリを求めいつもの時間に起きる
9
慰霊の日 我に教えた 琉球の 切手に咲いた ひめゆりの花
15
大凪の沖を見おろす高みにて鳶は静かに風を待ちをり
6
新しき隣人家族の笑い声 響き和みぬ ひとりの朝に
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