周りには 弱き物あり 救い出す 風化している 去年今年なり
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酒をまだ飲めないからと缶コーラ傾けカイジの真似をしてみる
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今すぐに全てを捨てて会いに来て なんて言えたら苦しくないのに
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もう少し君といたいし秋来たし食べに行こうよさつまいもパフェ
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二日後は七年振りのクラス会まちまちの到着時間が次々届く
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仕事終(を)へ昼餉かきこみ書斎にて拡大鏡つかひ基板と格闘
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飛び跳ねて 儲け自民の 裏金に たたき切られる 穿ちすぎれば
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冬暮れて雪は散りゆき濡れ野原眼こすれば桜の庭
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完熟の無花果(いちじく)皮ごと頬張る 広がる香(か)に染む ゆく夏の記憶
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懐かしき缶々振って手のひらのくぼみにそっと林檎の珠玉
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「法螺貝はむしろ金管楽器だよ」とぶぶぶぶした唇が言う
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歯が痛い ついあとまわし歯科受診 明日は予約が取れそうにない
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虫どもの時を揃えて鳴きやむに確率の揺れ顕(あらわ)となりぬ
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化粧くらいしろよと宣う人間に晒す素顔は持ち合わせない
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『チョッキ』とう響きが似合うベビー服 秋を待ちつつ編むは楽しき
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白雨後の雲間へ滑り込む如く 慌て暮れゆく長月の陽よ
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コスモスは色づいている立ちくらみぎゅっとつぶったまぶたの裏に
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千住にて 見上げし焔火 風情あり 花月らも告ぐ 夏到来を - 令和八年水無月弐日
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clause(クローズ)の洋菓子店 明日(あす)の客を待つバターの香 帰路にとける夜
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みなかみで 明澄な空 仰ぐわれ ともがらたちと 苦楽ともにし - 令和七年長月弐日
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小町道 人びとおほし 申の刻 されど昔は 農の道けり - 令和五年水無月拾七日
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日本画は 毒を用いて 描(えが)くとや 絵皿は深(しん)と 魔を込めており
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四十六億年の縁あるといふ 原子の粒の袖振り合ひて
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流れ行く モーツァルトに 気もそぞろ 虫の音違え 秋は深まる
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エアコンのうちにゐるまに季(とき)遣りぬ 惜しむ間もなくつき愛でる月
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捨て方で 削減される ゴミ袋 被災大国 所有の意味は
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ユニットバスの中で 濃霧で 死ぬ間際で 確かにあなたを見たの
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百日紅揺れて秋雲立つ空に又の墓参を誓い汽車乗る
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思ひ出す浜の秋風浦の里安芸(あき)の秋にも風は吹けれど
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アナウンサー あなたの仕事 分かってる    ニュース読んでも すぐ噛んじゃう
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