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涼し朝予約診察行くためにバスで行こうか探る天気図
29
甘夏の玉のみどりご落ちし朝 水子地蔵の甥を想いき
23
智恵子さん「奥の細道」読みながらほんとの曽良が見たいと泣いた
9
親戚の 家に泊まって 5日目の 夜にみんなで 外食に行く
3
菜園に 勢い迫る蔓草に 戦い挑むも陽は暮れにけり
25
さしみなの さしみじゃないの さしみなの さしみじゃないの 海鮮丼なの
2
国境い 静かな丘の 養蜂場 隣の国の ツロツメグサ
4
別れた日 キミのうしろの 貼り紙は 季節限定…の なんだったっけ?
2
河までは あとまだ2kmは あるけれど そろそろ敷くか 背水の陣
3
光の粒 瞼貫いて眼に入る 身体が床に背を向けたところ
2
睦言を紡いで送るよ丑三つ時 あまいささやきに眠り惚ける
2
暗闇の 耳の内なる 音なれど 遠く貫き 宇宙のたもと
12
夕暮れの帰路で教わる「ベアウチフル」 役に立つのはちょっと先の事
3
水無月と呼ぶには水が有り余る 呟く彼女の目にも水膜
6
きみが詠む うたかたの歌に似て 静かに染み入る水無月の雨
13
ああ華よ 僕が君の手を握れたなら その日から短歌など詠めはしない
2
値段よりカロリー・脂質を見留める目 嫌な大人になってしまった
4
独り身に 滋味を与えし コンビニも 成し遂げられぬ 老老介護
13
国を超え 宗教超えて 和解せよ 此処に届けし モーゼの十戒
13
スポーツで 統制したる 世界など 大嫌いだよ 悪魔光りて
10
白花のフェアリースター日日草挿し穂の鉢に銀河を待ちぬ
17
日日草星白花をカゴに乗せペダル漕ぐたび願い膨らみ
17
かつ丼とラーメン食べた吾の声は峠の上で自転車と消ゆ
13
目の前の子猿の無垢な目を抱き劔の天に立てた日褪せず
13
雷鳥の親子が遊び仰ぎ見る劔の天へ足取り軽く
19
起きて見る寝ても見る夢一歩ずつ近寄り掴み開く笑みかな
12
種まきと挿し穂が増えて花園を守る農夫になりし夢見る
17
恋人がいる君 ものわかりのいい僕 盗んでく 君の香りを
4
挿し穂たち三十鉢に育成のライトを点けど小夜にまた見む
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ラジオから 聞こえる声を 楽しみに 映像のない 世界の魅力
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