Utakata
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びんと張る木綿のシャツを帆に見立て初夏の風受け青空渡る
12
お祭りの設営終えて早上がりほろ酔いビールに二日月笑う
8
『また来年』今年は決して戻らないもう先がない人生なのに
18
連休を子供と過ごせたはずだったあの連休が悔めてならない
16
たべましたー(感泣)カリカリすこしだけれども
おさんじ
(
お3時
)
は なにかおいしいものでも😸(スープとか飲もう、チビ猫や)
13
ねこたちが 何なら食べるかと気を揉みて ねこ母のお昼はサンドとポテチ
11
おととしの写真配置図一瞥のひとときのため兜ならべる
9
山里にたたずむお寺鳴り渡る平和を祈る釣り鐘のおと
5
高齢者老いたる犬と歩くみち未来の日本映すかがみか
7
あっ一致 偶然が比喩を生み出すの 蒙昧な頭捻れど雫は
3
人が死ぬ 子犬が生まれる 受粉する 沈む太陽はもう昇らない
4
平成のセンスにいつも惹かれてる でも
Y2K
俺だったら芋
3
何故いるの 膝の上歩くありんこよ 歩いて玄関 外に投げ捨てる
4
介護なら善業だろと決めつけて持てる悪業少し減れよと
10
あの人の事掘り起こす考古学鞄の底に眠るクッキー
6
「ペット可の テラスの席が
空
(
あ
)
いている」 ついつい思う 想いをはせる
12
苜蓿
(
モクシュク
)
の 四つ葉を見た瞬間こそ 幸せな気持ちなる
惜春
(
せきしゅん
)
/苜蓿とはシロツメクサの別名
(^^)
11
全周囲今年は山がよく見える家と果樹園消えてパノラマ
14
息を継ぐ『チョコレート革命』と『トライアングル』交互に読んで
3
この風と貴方の歌とほほえみと亡くなる前に思い出したい
5
兄に焼く玉子狙って旋回す カウンター前は君の縄張り
3
コンビニで風の音きき蕎麦すする百七十円お湯も込みだよ
3
小手鞠の笑みをのこして猫が死ぬ吾よりながく母とすごして
7
哀歌
(
かなしうた
)
止
(
や
)
ぬ
心雨
(
こころあめ
)
携
(
たずさ
)
ゑて
雲井
(
くもゐ
)
届
(
とど
)
けと
詠
(
うた
)
ゐ
綴
(
つづ
)
れり
3
一人だけ昇格できぬままいつか褒められし笑み落つる夜の海
11
愛犬が長く生きると信じたい まだ共にしたい時間は多く
10
同じ生、生きるチャンスは一度だけ なのに命なぜこうも
脆
(
もろ
)
い
6
Utakata
(
うたかた
)
につぶやくように
詠
(
よ
)
む歌が 心の
澱
(
おり
)
をすすいで流す
22
師匠から認められたと早合点 あるひとことで未熟に気づき
11
文芸は言葉で人の気持ち縫い合わせ
修
(
おさ
)
める心の外科医
11
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