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ゴールデンウィークだとは取りあえず置いて来ましたと平日な朝
11
淹れ方はメリタクレバーマキネッタドリップ怖い上手く出せない
10
せつなくて ずっと様子見ていたいけど 今日こそ役所に行かねばならぬ
13
チビ猫が 昨夕ころから 元気なく 今朝はゴハンもたべず心配
15
此岸から 立ち昇る煙 眺め見て なにも変わらぬ コンビニの朝
9
四月には大したお礼もできぬまま迎える五月に戸惑っている
5
トランプが 出す政策は 予測不能 日が西から出て 方角迷子に
3
鬱だとか躁だとかってそれすらもニンニク臭いペペロンチーノ
4
一聞いて十知る人の愚かしや 六、七あたりで立ち止まる人
8
人生で 後悔してる 歯のことだ インプラントに 700万円使う
5
当たり前を当たり前に難しい 犬が西むきゃ 尾は東向く
3
金金で 欲望の沼 狂いだす 気がついた時 刑務所暮らし
3
県道を走る車がよく見える空き家二軒が更地になって
18
鈍色
(
にびいろ
)
の空 西を見上げれば月 新月の
翌夜
(
よくや
)
の 帰路の坂
17
読み終へし「北越雪譜」を手に置けば 近世
人
(
びと
)
との知的交感
7
もの忘れ「錯誤行為」の代表例 そは意識下の望むことやも
10
限定のベーグル 君の「おいしい」が聞きたくてひとつ追加注文
7
青白黄寝ぼけ眼に鮮やかな放棄畑に植えられた花
15
風に揺れ杏色のか弱げにナガミヒナゲシ誘惑の花 / 毒含むらし
16
肌寒き花ちらしの雨にも頼もしきオイルヒーターの青白き炎
5
菜園の 背中丸めて草を取る 老いたる
妻
(
きみ
)
は
亡母
(
はは
)
に似て来をり
17
心臓の生きる証の拍動は 夢を見るのを許さないのだ
4
家族
皆
(
みな
)
、健康に生きる事すら許されぬなら 希望とは何
5
娯楽すら不快
蔓延
(
はびこ
)
り嫌になり
縋
(
すが
)
れるものはなくなっていた
5
平成に生まれたぼくが昭和へと馳せた思いの中に空洞
2
連休はどこにも行かない『行けない』か︙。生活保護してもらう身の上
15
西暦を元号にして母が生む平行世界「昭和100年」
6
ピカピカと 光り輝く ランドセル 未来輝く 背負う子に似て
8
湖を 借宿
(
かりやど
)
にしていた 冬鳥よ いってらっしゃい また会う日まで
3
換気扇 吸いあげていく よもぎの香
(
か
)
春の気配に 胸膨らます
5
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