谷川の俊太郎さん縁はなし なぜか知らぬが感性合わず
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君に咲く 紫陽花にそっと口付けて サラと風吹く 静寂の中
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口付けはプリンに似ている 柔らかくて甘くて 口の中で トロける
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口付けを 交わす時間に永遠を 感じあう時 刹那に過ぎゆく
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また一歩 胸は高鳴り心は踊り 君に近づく 坂道を行く
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「何周目ですか」「あと一周です」「では」毎週すれ違うひととテレパシーで会話する
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寒ければ 厚着で出かけ汗をかき 寒くてもそのまま薄着 風邪を引く
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人ん家の花を摘み取る母親の 庭にぽっとの苗を買い足す
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時は来たさぁ飛び立とう羽田から朝日を浴びて琉球國へ
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仏具屋に 若者見ざる 秋の暮れ 神仏はなきか かの者たちは
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千秋楽 贔屓の力士の星のびず モチベ下がって師走を迎え
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晩秋の 寺町歩む 洗礼者クリスチャン 仏具屋並び 異界感ずる
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色褪せた木々と青空がこんなにマッチするとは思わなかった若い頃
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昭和帝激動の御代映し出す菊の御紋の純金貨幣
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信号が点滅したら走り出すそれほど会いたい早くあいたい
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「消えたい」と俯く子らをいかにせむ あまたの未来 我は説くのみ
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二度寝して目が覚めたら透き通る青空と洗濯物
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包みたり 似たもの同士 空の中 寒さの遠吠え 歩くと笑う
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卓上の 乾いたパンと 揺れる音 見たことない夢 紫雲の木漏れ日
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自転車で風きり走る冷たさを肌で感じる冬の到来
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風邪に効くツボを紹介覚えたし難易度高しラジオ越しかな
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宵越しのクリームシチューのブランチを独りで食べても何処か寒くて
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あの坂をのぼれば海の見はらされはるかにのぞむ初恋の夏
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裸坊祭よ熱気激突は4000人の「兄弟わっしょい」
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いつかっていつなんだろうと思いつつ 聖歌隊の籍を(たぶん)抜かずにいます>いつかまた復帰したい‥
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寂しいの直後に嘘と否定した君 ほんとの気持ちは寂しいだよね
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街路樹の潤いよりも伐採で 落ち葉掃く労解放されし
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老夫婦いつも仲良い喫茶店 閉店告知これで二件目
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大谷の活躍告げる新聞も 廃刊予定小さく載せる
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派手ですね苦手意識を持つ距離に遣らず降るから夜明けコーヒー
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