やるせなさ 丁寧に畳み 奥にしまう 次の季節に 取り出すように
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すれ違う男の子に言われたよ 「坊主あたまカッコいい」って(本当ですからっ)
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さっきからこっちを見てるフランス人何か言いたげすっごく気まずい
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いや全部 オートバイでしょ? またアウト ロボットですか はいそうですか
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君は御菓子 甘いモノが好き 僕は唐辛子 辛いモノが好き 双子(本体)は胸が痛い
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クレパスの緑を全部使っても捕まえられぬ春の脈動
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普段ない とりとめのない話すら 交わす関係 心地よき距離
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雨雲を追い払ってくれたのか ちょっとひしゃげた未満の月よ
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カァカァと 鳴く、また鳴く 声響かせて 鳴くよ仲間たち ずっと鳴いたよ 
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午前二時 後には引かぬ メンヘラ道 角刈りになっても 愛してくれる?
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映ってるね そっくりだけど 似てないね 全然似てないね でもそっくりね
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音声(おんじょう)と文字(もんじ)を深くかきわけてまだここにないことばを捜す
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カルディのドライマンゴー大袋小袋2個より高いのは何故
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もし過去の吾(われ)に会えたら 贈りたい 辛かったその時の短歌を
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洞窟は怖くてそっと潜り込むまだ縦型の洗濯機へと
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夕に出て、その明るさと涼しさに季節を思った。重い夜が来る。
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暮れてゆく 明日に急げと 言うように 今を踏みしめ 焦らず行こう
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スマホから誕生祝う孫の声歳を聞かれて五つサバ読む
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ひとしづくおちた涙は何のためいまぞ生いたつこの芽のために
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すみません、こんな(遺棄されさっきまでカビまみれだった)皿しかなくて
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教えてよ、どこで計算ミスしたか 「ごめんね」とだけ答えたきみへ
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屋根裏の隙間から見る 悍ましく必死なほどの消えない火種
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露天風呂 湯面(ゆのおも)映る 新緑と 抜けたる空に 異次元見たり
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春雨に僕がなくした青い傘知らぬだれかを守れたろうか
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来年も会う約束だモンシロチョウ マイナカードを翼にのせて
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コーナンのレジにて 少女が 一輪の花持ち並ぶ 十(とお)にはならぬかな(お母さんにあげるのね。可愛いなあ)
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アサガオが今年の夏も咲くだろう声をかけよう「今年もよろしく」
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「だいじょうぶ、これは切れないナイフなの」それがいちばんこわいと思う
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イヤイヤ期のおわりに自ら手放した夢がアートになってじっと睨んでる
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通り雨静まりかえるこの部屋で夏くる覚悟決めたる如し
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