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葉桜の下でパンジー咲いている夏が生まれる準備ととのう
27
あなたなら、 たとえひのなか みずのなか。 まずてはじめに スカートのなか。
6
下向くな、ツバメがそらで、宙返り、宙返りして俺にいう
14
つまさきで、 ぐっとせのびを してみれば こえられますか、 あなたのせなか
5
僕たちが話した言葉を波にして海一面に愛を集める
19
若楓アオスジアゲハ晴天と青の種類が今日は豊富だ
9
リビングで寝ている母にゆっくりとかけるわたしの実存ぶとん
6
ネモフィラの川がSNSの海へと合流しわたしまで青
7
抱きしめてさえもらえたらきみがいた証拠となってわたし、生きます
6
ドーナツにぽっかり空いた傷跡を無視して食べるまわりを、食べる
8
肉球の音の軽やか散歩するワンコはママを気づかいながら
16
並ばない万博よりも何倍も希望があった並んでた頃
10
役立たぬ経験値とかを振りかざす 大人はさっさと退場しろよ
5
ぼくだって りっぱになったと みけつけて、 せのびしたって おいつけぬちち
4
芯のあるスパゲッティを喰っただけ 芯ある大人になったつもりか
5
やがて死ぬ わが身を思い なおさらに 下手な歌でも投稿したい
9
不確かな記憶の中の 懐かしき匂ひを
辿
(
たど
)
る 母の香水
20
そよ風を
纏
(
まと
)
えば君の 髪さらり 刹那が知らす 夏の始まり/r
10
天頂の雲の隙間の不透明水彩絵の具色をした空
15
訪れる 一季一期を
躊躇
(
ためら
)
って 君は笑って くれなくなった/r
8
君だけを おもいつづける わけではない 違う温もり 抱かれて眠る
7
ぬけ
(
抜け
)
たての わが
猫
(
こ
)
のおひげ ゲットした 「おかあちゃん、ははのひの、ぷれぜんとだよ」😸💕
11
「三無主義(無気力・無関心・無表情)」僕らの世代はそれを気取った
13
ひとひらの 淀みもなき 阿字池の 水面とあらなむ 我が心鏡よ
6
「しらけ世代」言われて四十五年経ち 熱くならずに無事是貴人
8
半袖を 皐月半ばに 纏いたる 酷暑の予感 また抱きつつ
12
驟り雨散った桜が溶けそうで句に言い足らぬ春の面影
16
夏場所の太鼓敲いて大相撲 派手な浴衣の力士あらわる
10
栄光を
夢見てしかし
だるいです
寝転ぶベットに
ポテトチップス
4
近世の
血脈
(
けちみゃく
)
遺す夏祭 都心の街に神輿あらわる
12
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