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星形の野菜は君に食べられたい カレーの海をトライアスロン
5
店内を ぐるぐる廻る 回遊魚 カゴが埋まらぬ 満足感も
8
トランプよいまは羽ばたけ宇宙まで敬礼するはイーロン・マスク
6
肉球を肉キュンと言う子の癖が可愛らしくてそのままにした
11
畑より夫持ち帰り差し出したいびつなキャベツ惜しげなく刻む
23
濁流に逆らうふやけた指たちに女神の脚が掴まれ沈む
3
指先が 触れた瞬間 ハッとして なんだこのヤロー と猪木をマネる
2
ちっぽけなネジみたいに降り落ちてる思い出の日々はもう戻らない
4
今朝の月君と私で半分こ
50・50
(
フィフティ・フィフティ
)
おんなじ想い
15
おだやかな大寒おなり雪解けのふたりで揚げるコロッケ踊る
20
スーパーの 閉店近くの半額を インバウンドに教えないでね
8
春ビール いちばん桜飲むために 鰆のタタキ 自分へ褒美
7
セキレイの後に続きてのんびりと抜かさず歩く冬の温き日
44
音もなく降り積もる雪 春を待つ古木の梅香 覆い隠せり
19
葬式に赤とかダメなのかなだってあいつは菊よかバラが好きだぜ
9
ミスひとつ許せぬから私なのかな誰よりも嫌いなんだ自分が
3
大寒に 晴れの予報の 期待感 春を感じる 体感温度
8
電熱のぬくみに抱かれねむる夜半あなたと夢のネクタリン果汁
8
気が付けば 青の十代 あとわずか 指折り迷う 別れの言葉
8
果物のナイフでバゲット割り裂いてなんでもあった実家を想う
12
耳の奥ツキっと軋む違和感を枕に挟んで無いまぜにして
8
条幅を二枚
浚
(
さら
)
いてしまいとし汚れた指先しみじみ眺む
20
大寒の干し物に降る不意の雨 昼餉に高値のキャベツを刻む
22
小寒につもりし大雪を大寒の日差のあとの雨が溶かすも
9
人知れず春の種蒔く人のよに雨はそぼ降る日の出の前に
44
鬱屈とした日々続く楽しみは帰宅後に飲む冷やしたビール
10
大寒の風の冷たい夜に飲む冷えたビールがストレス飛ばす
9
初デート実は先輩学ランの後ろ姿の記憶を辿る
10
ねこの手を 安眠のため ニギニギし 明日こそケーキを買いに出るぞと
14
そうじゃない方へ進んだ成れの果て夜をいろどる星を降らせる
9
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