ひんやりと窓際冷えて夜の冷気 リビングのカーテンそっと引きたり
16
小一時間 寝室こもりファッションショー チェックの冬スカート(赤系)発掘嬉し
20
風切って 自転車を漕ぐ ひんやりと 朝の空気は 胸をすくかな
14
人面の大岩を依然捉え得ず無をしめやかに締め殺す日々
8
霜月の ラストスパート 予定埋め 美容院と 病院に行く  
13
公園の落葉も堆肥にしたいけど市の財産かなとっちゃダメかな
10
プロフィール欄をマイナーチェンジしていることなんて誰も知らない
10
遙かなる星のきらめき幻か億光年も前の輝き
21
草の葉の枯れし山道道の端の地蔵を見つけ手を合わせたり
12
詩のようなものを連ねて詩とよんで、そういう罪をかさねておきたい
7
晩秋の駅前通り水びたし雨降りでなく消雪パイプ点検中
9
気温より暦に合わせて服を着りゃ 当然汗かく ベソをかく
10
放送席はにかむ解説初々し北の富士さんも居てくれたなら
12
旦那には言ってない事ひとつある ねこ母すきな家事は 洗い物(夕食後は、洗ってくれるから、言わなーい(笑))
13
地這う夜 涙の中で呟きし 独り語りにうたかた優し
24
あの頃に歌ってた人もういない無常感じる昔の紅白
14
「人生はクソゲー」だけど辞め時はわからない。まだ辞めたくもない。
11
高尾山画面越しに美しい紅葉を見て行った気になる
14
できるなら展望席で三周したい豊洲でさよならゆりかもめ
13
手を伸ばす 手で掴み取る 引き寄せる キャップを開けてゴクゴクと飲む
5
隙間から見えてたそれが、全てであることに気付いた初冬の朝
10
故郷の、墓の参りを、待っ君へ、 胸の内謝る、忙しき冬。
10
遥かなり、君の棲む場所、その空は 想い届かぬ、遠すぎる街。
12
「生きた証は消えないよ」と言われて 生きた証を疑う私
8
園児らが我先乗り込む展望席大人は努めて興味ないふり
17
山裾の 弱き夕陽に 冬の鳥 ねぐら探すよに 舞い上がる二羽
13
私いる私いる私いる私いる私いる私いない
8
人の種の絶滅危惧は見えないとふ浅ましさ 絶へてはならぬ
7
忘れないビギナーズラック神席はまたとないのについ目を逸らす
9
「竜巻」の注意報ずらり7つ程寝てるあいだの悪天を知り/自治体メールにて
17