Utakata
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狂わす歌
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会見を しても広告 戻らざり あの頃のテレビは 帰ってこない
8
良心も 広告もない 君は云う「楽しくなければ テレビじゃない」と
8
女の泣く テレビの
宴
(
うたげ
)
は 終わりけり
仲居
(
なかい
)
は去りて 秘密を漏らさず
5
鎖国
(
さこく
)
守
(
まも
)
る
台場
(
だいば
)
の
港
(
みなと
)
は 押し寄せる 海の外の
荒浪
(
あらなみ
)
耐
(
た
)
えるか
8
鎖国
(
さこく
)
守
(
まも
)
る
台場
(
だいば
)
に
響
(
ひび
)
く
文春砲
(
ぶんしゅんほう
)
海の外まで
波紋
(
はもん
)
広がる
10
テレビ見て 笑っていたのも 過去の話 フジも松も 同じ
仲
(
なか
)
とは
7
昨年の 松に続いて
富士
(
フジ
)
もかと 明けぬ正月 笑ってはいけない
7
もの思ふ 衛士の焚く火を 知ることなく 夢見の夜の 冷める秋かな
7
「生きたくない」「死にたくない」の 繰り返し\大人のボクは ぶらんこに揺れる
4
この先に 何も無いと 知ったならば 生きる意味など もう
其処
(
そこ
)
には無く
7
元
(
(彦)
)
に戻る 疑惑の人物 県民は 真実
明
(
あか
)
るみ
知
(
チ
)
る
事
(
ジ
)
あるか
8
マスコミすら 信じられない この頃は 真実探る
己
(
おのれ
)
を信じる
7
この頃は テレビ新聞 見ること無く
掌
(
てのひら
)
の上で 真実
見出
(
みいだ
)
す
4
騙されて また騙されてを 繰り返し 惑わされぬ日
何
(
いづ
)
れ来るのか
7
政界も 吹き
荒
(
すさ
)
ぶ嵐 秋の空 石は破れて
骨牌
(
トランプ
)
舞いたり
9
雲隠れし 松の老木
終
(
つひ
)
に折れる 再び陽の目を 浴びる日来るか
6
逃
(
に
)
げ
上手
(
じょうず
)
の
老君
(
ろうくん
)
ばかりの
現実
(
げんじつ
)
に アニメのような
彩
(
いろどり
)
は
無
(
な
)
い
9
平和
(
へいわ
)
祈
(
いの
)
る
天主堂
(
てんしゅどう
)
の
鐘
(
かね
)
の
音
(
ね
)
は
遠
(
とお
)
く
シオン
(
Zion
)
の
山
(
やま
)
まで
響
(
ひび
)
くか
9
ヒットラーも
嫉妬
(
しっと
)
に
燃
(
も
)
えた パリの
街
(
まち
)
に
平和
(
へいわ
)
の
祭
(
まつり
)
の
聖火
(
せいか
)
が
点
(
とも
)
る
3
虚飾
(
きょしょく
)
満
(
み
)
つ
五輪
(
ごりん
)
の
鍍金
(
メッキ
)
は
落
(
お
)
ちるとも
選手
(
せんしゅ
)
たちの
輝
(
かがや
)
き
消
(
き
)
えず
7
「どの刺し身が
鯛
(
たい
)
か?」と見分ける
AI
(
エーアイ
)
も 鯛の旨さを 知ることはない
9
風呂
(
ふろ
)
に
入
(
い
)
り
試
(
ため
)
す
歌声
(
うたごえ
)
漏
(
も
)
れる
音
(
おと
)
増
(
ふ
)
えていくのは
恥
(
はじ
)
とレパートリー
5
人を知り 人に愛され
獣
(
けだもの
)
は 人になりゆく 心地するかな
6
子に願う 厳しき
時世
(
じせい
)
の 鯉のぼり
逆風
(
ぎゃくふう
)
浴びて 高く
昇
(
のぼ
)
れと
11
翔平
(
しょうへい
)
と
一平
(
いっぺい
)
の文字に「
平
(
たいら
)
」あれど 二人の人生 「
平
(
たいら
)
」にあらず
13
馴
(
な
)
れぬ
足袋
(
たび
)
履
(
は
)
いて
高鳴
(
たかな
)
る
下駄
(
げた
)
の
音
(
ね
)
に
心
(
こころ
)
は
踊
(
おど
)
るよ
湯気
(
ゆげ
)
のままに
9
ぬばたまの 夜に望月
明
(
あき
)
らなれば ものども畏め 女神ぞ参らむ
5
歌舞伎町に 行かなきゃ幸せが 分からないと 言ってたあの
娘
(
こ
)
は 今なにしてるかな
3
足許
(
あしもと
)
の
悪し
(
あし
)
とも
良し
(
よし
)
とも 分かぬまま 薄氷を
踏み
(
文
)
春
(
春
)
を試す
5
葦
(
あし
)
下
(
もと
)
の 張る根は同じ
悪し
(
あし
)
を
良し
(
よし
)
と 言い換え事実 無根と言い張る
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