狂わす歌
0
3
投稿数
64
会見を しても広告 戻らざり あの頃のテレビは 帰ってこない
8
良心も 広告もない 君は云う「楽しくなければ テレビじゃない」と
8
女の泣く テレビのうたげは 終わりけり 仲居なかいは去りて 秘密を漏らさず
5
鎖国さこくまも台場だいばみなとは 押し寄せる 海の外の 荒浪あらなみえるか
8
鎖国さこくまも台場だいばひび文春砲ぶんしゅんほう 海の外まで 波紋はもん広がる
10
テレビ見て 笑っていたのも 過去の話 フジも松も 同じなかとは
7
昨年の 松に続いて 富士フジもかと 明けぬ正月 笑ってはいけない
7
もの思ふ 衛士の焚く火を 知ることなく 夢見の夜の 冷める秋かな
7
「生きたくない」「死にたくない」の 繰り返し\大人のボクは ぶらんこに揺れる
4
この先に 何も無いと 知ったならば 生きる意味など もう其処そこには無く
7
(彦)に戻る 疑惑の人物 県民は 真実あかるみ あるか
8
マスコミすら 信じられない この頃は 真実探る おのれを信じる
7
この頃は テレビ新聞 見ること無く てのひらの上で 真実見出みいだ
4
騙されて また騙されてを 繰り返し 惑わされぬ日 いづれ来るのか
7
政界も 吹きすさぶ嵐 秋の空 石は破れて 骨牌トランプ舞いたり
9
雲隠れし 松の老木 つひに折れる 再び陽の目を 浴びる日来るか
6
上手じょうず老君ろうくんばかりの 現実げんじつに アニメのような いろどり
9
平和へいわいの天主堂てんしゅどうかねとおシオンZionやままでひびくか
9
ヒットラーも 嫉妬しっとえた パリのまち平和へいわまつり聖火せいかとも
3
虚飾きょしょく五輪ごりん鍍金メッキちるとも 選手せんしゅたちの かがやえず
7
「どの刺し身が たいか?」と見分ける AIエーアイも 鯛の旨さを 知ることはない
9
風呂ふろため歌声うたごえ れるおと えていくのは はじとレパートリー
5
人を知り 人に愛され けだものは 人になりゆく 心地するかな
6
子に願う 厳しき時世じせいの 鯉のぼり 逆風ぎゃくふう浴びて 高くのぼれと
11
翔平しょうへい一平いっぺいの文字に「たいら」あれど 二人の人生 「たいら」にあらず
13
れぬ足袋たび いて高鳴たかな下駄げた こころおどるよ 湯気ゆげのままに
9
ぬばたまの 夜に望月 あきらなれば ものども畏め 女神ぞ参らむ
5
歌舞伎町に 行かなきゃ幸せが 分からないと 言ってたあのは 今なにしてるかな
3
足許あしもと悪しあしとも良しよしとも 分かぬまま 薄氷を踏み を試す
5
あしもとの 張る根は同じ 悪しあし良しよしと 言い換え事実 無根と言い張る
6