Utakata
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狂わす歌
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1
2
人々の 願い掻き消す
嘘投稿
(
デマ
)
の
津波
(
なみ
)
起こす奴らも 人でなしとは
2
蜜壷
(
みつつぼ
)
の
縁
(
ふち
)
をなぞった 指を
嘗
(
な
)
め
今宵
(
こよい
)
は僕も
熊
(
プー
)
になりぬ
3
醜聞
(
しゅうぶん
)
の
流
(
なが
)
るる
小沢
(
こさわ
)
老松
(
おいまつ
)
の
腐
(
くさ
)
りし根元を 洗い出すのか
3
醜聞
(
しゅうぶん
)
は 小さい
沢
(
さわ
)
から 流れ出て 松の下まで
辿
(
たど
)
り着くかな
6
あんなにも 面白かった 天才が 面白くもない ことするなんて!
3
皮を
剥
(
む
)
き
露
(
あら
)
わになりし
栗
(
クリ
)
の
実
(
み
)
に
甘
(
あま
)
き
味
(
あじ
)
満
(
み
)
つ マロングラッセ
2
なんとまぁ 天文学的 稼ぎとは 大谷の十年 僕の三万年
7
秋
来
(
き
)
ぬと 目にはさやかに 見えねども
語
(
かた
)
らふ
隙間
(
すきま
)
に
木枯
(
こが
)
らし
入
(
い
)
り
込
(
こ
)
む
3
収穫祭
(
しゅうかくさい
)
熱き
狂騒
(
きょうそう
)
小夜
(
さよ
)
更
(
ふ
)
けて
初霜
(
はつしも
)
冠
(
かぶ
)
る
石地蔵
(
いしじぞう
)
かな
4
行く行くと 行き着く先は
枯野原
(
かれのはら
)
春は
疾
(
と
)
く絶え
虚
(
むな
)
しく死なむ
2
行く行くと 行き着く先は
理想
(
イデア
)
郷
(
きょう
)
色をも知らぬ
哲学者
(
プラトー
)
になりぬ
2
君思ひ 銀河鉄道 発車せり 宮澤賢治も かくも苦しむか
1
Avec
(
アヴェック
)
が
喘
(
あえ
)
ぐ聖夜の ラヴホテル
寒々
(
さむざむ
)
し夜に ひとり
嬢
(
じょう
)
待つ
1
ごちそうさま♡ ほほえむ彼女の 口元に 残る米粒 実りの秋かな
5
オリオンを なぞりしこんな 深い夜 兎は虎に 喰われる夢見る
1
種
零
(
こぼ
)
る 実りの秋は
疾
(
と
)
く過ぎて 我が
寒村
(
かんそん
)
に
霜
(
しも
)
ぞ
降
(
お
)
りたる
4
聖誕祭
(
クリスマス
)
食すは赤貝 お吸い物
藻塩
(
もしほ
)
のかほりは 原罪たるか
3
秋の夜 貴方を思ひて
弄
(
まさぐ
)
れば わが
衣手
(
ころもで
)
は
露
(
つゆ
)
にぬれつつ
1
心あてに
射
(
さ
)
さばや
射
(
さ
)
さむ
初霜
(
はつしも
)
の 置き
惑
(
まど
)
はせる
無垢
(
むく
)
の花かな
2
0時発 東京行きの 深夜バス 僕の未来は 何処に向かうの?
2
Avec
(
アヴェック
)
が 騒ぐ聖夜の
壁隣
(
かべどなり
)
寒々
(
さむざむ
)
し夜を ひとりかも寝む
2
嬌声
(
きょうせい
)
を 天に響かせ 鳴く猫の
聲
(
こえ
)
聞
(
き
)
くときぞ 夜は
愉
(
たの
)
しき
2
君がため
春夜
(
はるよ
)
に
独
(
ひと
)
り
土筆
(
つくし
)
摘
(
つ
)
む わが
衣手
(
ころもで
)
に 雪は降りつつ
1
難波津
(
なにわづ
)
に
匂
(
にほ
)
ひ
盛
(
さか
)
るは
栗
(
くり
)
の花 秋よ来たるな 実結ぶ時まで
2
ひとの代の
紅葉
(
もみぢ
)
は
時雨
(
しぐ
)
れて うつるものの 我が絵に染みたる 色ぞ変わらじ
2
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