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月曜の朝の公園静かなり
吾
(
あ
)
に鳴く雀餌なくば去る
26
安達太良の 木道脇にスミレ咲く 可憐な姿疲れ癒やせり
20
あちこちで田は野に変わり農家消え猪駆ける値段なんてさ
21
亀よりもおそく歩いているらしく スタートラインも見えない未だ
15
飛行機やヘリコプターは遊泳す溺れたような音を立てつつ
4
カピカピの米粒たちを寄せ集めデカ米粒になあれ朝まで
2
セーターが生乾き臭させながらアジサイになる六月の床
5
??麺 逆から読むとンメンャビンャビ 逆から読むと??麺
4
机に向かひてただマウスを動かすのみの昼過ぎの夏時雨
5
古人にも由無きことを書き付けて残したる者ありけるぞかし
3
パンツ一丁の自撮りでリアクションを稼ぎたる自傷行為かな
3
透明でいたいと思うことがある寂しいけれど安心なので
6
酉の刻を王莽が時と称すなり史書の間にも魔に逢ふらむか
4
紫陽花の異なる色におどろきて
旅居
(
たびゐ
)
の庭の雨しづやかなり
11
考試いざ走らする筆止まりたる時に学びの幾年かを見ゆ
5
わかってた 君が私を見てないこと でも胸の奥こんなに痛いの
3
奇怪なる字形の麺の大碗に薬味薫りて渭河は錦秋
4
「一っつも稼がないのに腰悪い?」言いたかったな『サルコペニアよ』(笑)
14
一日に火を灯しては消えて逝くうす水色のけむり遺して
15
種まいて三日坊主のジニアたち空を見たくて勝手に咲いてた
4
木造の銭湯で飲むアンバサや ちょいぽちゃお腹を横目で比べる
6
「くるま!」だと指差し叫ぶ子の側の物物に名前がある。不思議
4
ひんやりな壁に背を当てへたりこみ夜泣きする子を眺めせしをり
10
秋雨の高架の下を飛ぶ鳩のくらくつめたくほそくするどく
4
笑う子の在りさえすればの想いさへ十も過ぎれば我忘れなむ
5
語り得ぬ愛とはつまり行為なら模範の解を例示してくれ
4
短腕をいっぱい伸ばして鳩を追う世界の奇跡は君にあるのだ
6
ピットインのチームワークのようであれ我が子のウンチを始末する朝
4
今世よ願ひ至も道は無き死なましものと思ひけるもする
5
面積の8割君に捧ぐべく寝返りせずに君を見つめる
9
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